2010年06月09日

【都合の】いいとこどりをする子どもたち

「うざいならやればいいじゃん。学校ぶっ壊してきな!」

中学生の次女らにけしかけた母親逮捕 東京・町田
中学1年だった次女らに「学校をぶっ壊してきな」
などと破壊行為をそそのかしたとして、警視庁少年事件課と町田署は、
暴力行為法違反(教唆)の疑いで、
東京都町田市の飲食店従業員の女(37)を逮捕した。
同課によると、女は「つい格好を付けて威勢のいいことを言ってしまった。
まさかあそこまでやるとは思わなかった」と容疑を認めている。

母親(37)「ウザイならやればいいじゃん。学校ぶっ壊してきな!」→本当に娘が暴れて母親逮捕

【都合の】いいとこどりをする子どもたち



お前は「死ね」と言われたら「死ぬ」のか!?

という言葉を昔はよく使ったものですが・・・
そうなんです。いまの子たちって、
「言われたから・・・」
を理由にしてやっちゃうんですよね。

でも、いつも思うのですが、
「いいこと」に関してはやらず、
「やっちゃいけない」と言われていることに関してだけ、
そうした言葉にしたがうというのは、
けっきょくのところ、
「言い訳づくり」でしかないようにも感じています。

まあ、今回の事例に関して言えば、
遅刻や喫煙など怒られて当然のことに関してのことなので、
なんともはや・・・って思います。

「今の子どもたちは、本気と冗談の区別がつかないんだから、
めったなことを言うな!!」


とは、私が教育実習の現場での話しなので、
かれこれ10年前の話ですかね。

いやいや、本気と冗談、区別はついているんですよね。
だけど、わかった上で「あえて」自分にとって都合のいいことだけ
を抽出して実行している。

自分のいいように。
都合のいいところだけを受け取っていく。

「素直に生きるとバカを見る」

そんなことを大人が言っているからこうなるのではないか。
素直に生きるのがいいんだってこと、
もう一度しっかりと子どもたちが感じられる社会にしていきたいと思っています。



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Posted by くみちょう at 19:00│Comments(0)教育
 
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