先日、私の関わりのある団体さんの電話・インターネットを
整理整頓する機会を得まして、色々と調べてみました。

すると、使っていない転送電話だとか、様々な不要な機能にお金をかけ、
なおかつ、そこまで電話を使わないのに
「ビジネスフォン」で高額な費用がかかっていました。


・・・まあまあ、もしかすると私の知らないところでは
使っているのかもしれないし、契約当時の経緯などがわかると
また違うかもしれないし、また業者によっても言い分があるかもしれない。

ということで、
「現在契約している会社」
「先日営業に来た会社」、
「別の業者」
「NTT」
の４社ほどに電話で確認をしながら、
契約について確認をしました。





でもね、彼らの口から出てきた言葉は一緒でした。
「いまよりもっとお安くすることができますよ！！」

いやいや、私が聴きたくて尋ねた質問、

「この機能はどのくらい使っている形跡がありますか？」
「このサービスとこのサービスの違いは？」
「家庭の電話とビジネスフォンの違いは？」
「この機能をつけていないといけない条件は？」
「それぞれ、機能別に料金を明確にしてください」

といった質問には一切答えず、

「他の業者が混ざっているのでよくわかりません。
なので、うちの方でご提案できる最善の方法をもっていきます」

とだけ言って、高額な明細と、それを分割する方法だけを並べてきました。

そのくせ、これまでの業者へのリース金についての問題などは、
すぐに電話をして
「そのリースはうちで引き取る確認ができました。
ですからすっきりして契約できますよ」
だって。

あまりにも要領を得ず、そしてこちらの質問ははぐらかし、
自分ところの営業だけをしていこうとする。


結局、私がすべて調べて、もっとも安くなるように設定した上で、
営業を通さずに直接契約を進めることになりました。


このやりとりに、消費者サイドとして許せないものを感じたわけで。

「こんなやつらが営業でやっていけるのか？」と。
こちらの質問に答えずに、納得できないままに、契約だけは進めようとする。


・・・が、考えてみたら、企業サイドとしてはいいのかもしれません。
企業の商品をとにかく売ること、一度売った商品を取り消されないようにすること。

ビジネスフォンだった企業が、それを取りやめるとなれば、
基本料から何から安くなってしまいますしね。

ということで、企業にとってみたら「よい営業」なのかもしれません。
が、私からしたら「企業の信用失墜行為」以外の何ものでもない、としか感じられませんでしたが。

さて、この営業マンたち、
最高の営業マン？それとも最低の営業マン？

私みたいに、自分の利益を度外視して、
こうして手伝ってしまう人がいると、企業としては困るのかもしれませんが。

みなさんはどう思いますか？