2011年02月12日

「基礎が大事」

雪、降りまくりですね。

で、雪つながりということで、
スキーのことを考えてみたりして。

「基礎が大事」



いやー、私、スキー超下手なんですよ(笑)

とはいいつつも、いまは多少なりとも滑れるようになったんですが。
その時の経緯をあらためて思い出しておりまして。

「基礎が大事」

はじめてスキーしたのは、高校二年生でした。
で、その時、まったくやったことないにもかかわらず、
「まあなんとかなるからだいじょうぶ」
と言われて、リフトで山頂まで連れていかれて、
「あとは滑ってこないと帰れないよ」と。

おかげさまで、こけまくりながらも下山しまして。

「ほら、だいじょうぶなんだよ。自信もって!!」

そう言われて、それからちょうド素人にも関わらず、
毎回山頂に行くようになりまして。
で、中途半端に自信だけつけちゃいまして。

そのあと、インストラクターの方から、
講習を受ける際にも、
「おれは滑れるからいいや」
なんて視点で適当に講習を受けてしまい・・・

まあ、そうは思いつつも講習は進みまして。
「その場ターン」の仕方だとか
「リフトなしで上り下り」だとか
そんなことを丸二日間し続けまして。

「もう、上から滑ってこられるのに、
なんでこんな講習受けなくちゃいけないんだろ。
あーあ、めんどくさい、早く自由に滑りたいよ。」

そんな風にしか考えていませんでした。

・・・が、実際に滑り始めてみると・・・

あれれっ、まったくもって滑れません。
てか、崖に向かってダイビングですよ、これ。

こけるしか止める手段がない状態ですから。
でも、谷底に向けて滑りだして、
止まったところで、またこけて・・・
方向転換できない限りは、一度向いたらそこで「THE END」・・・

・・・ということで、危うく死にそうになったところで、
はじめて「基礎練習」でやった「その場ターン」が役に立ちまして・・・

本当に九死に一生を得たわけです。


そんな体験をしてから、
あらためて「基礎の大切さ」というものを感じたわけですよね。


なのに、それでも気がつくと基礎の大切さを忘れるわけで。

自分が今できていることの、その根本部分を見直すこと。

基礎をおざなりにすると、思わぬところで
崖に向かってダイビングすることにもなるんじゃないのか。


なんだか、そんなことを思い出した一日でした。



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Posted by くみちょう at 21:00│Comments(0)まじめ
 
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