今回の地震では、これまで1万2000人が救助されていますが、
そのうち約9700人が自衛隊の活動によるものです。（平成２３年３月１４日現在）
　自衛隊は現在、約4万人の隊員が救助活動に携わっていて、
さらに2万人が派遣準備を行っています。

自衛隊　生存者救出せよ！宮城





この姿をみると、本当にありがたいなと思います。
でも、同時に、平和になると「自衛隊はないほうがいい」
というような話も出てくる。
でも、それって、実は古代の時代から
人間が繰り返してきたことなんですよね。

「狡兎死して良狗煮らる」

でも、それでも必要とされる時にがんばるのが、自衛隊の心構えだと、
そんなことを、当時の吉田茂首相が言っているんですよね。
この言葉はすごいので、共有したいと思います。

～以下吉田茂首相の言葉～

「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
　国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、
君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。」

（吉田茂　昭和３２年２月、防衛大学第１回卒業式にて）





まさにいま、災害という時によろこばれ、日ごろは邪魔にされている。

日蔭者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。

こんな精神を持てることに、本当に敬意を払います。
頑張ってほしい！！！応援しています。