先日から「今日の占い」のコーナーをやっております。

私がこの「占い」を自分に用いている理由、
もちろん、「当たる」というのは当然として、
本日の「戒めと目標」をつくるのに最適だからです。

「カードを読み解く」として、書いている内容は、参考に掲載している「wikipedia」や、
私が所有しているタロットカードの本、そしてカード自体から感じ取る「力」を、自分なりに表現したものです。

その内容は、このカードが出たことを、自分にどう活かしていくかを考えているものです。






本日のカード、「月」は、本来の意味としてはあまりうれしいカードではありません。

しかし、それを「自分に役立てるように解釈する」ことで、
そのことを戒めとして、自分に役立てることができるのです。

「調子に乗りすぎたり」
「疲れたとぼやいてみたり」
「思わず変な行動に出てしまったり」

そうした様々な要因を「ちょっと待て、それは危険と出ていたよな？」と思い直すことができる。
それこそ、占いをやった意味があるというものではないでしょうか。



「占いなんて、いかがわしいものをはじめて・・・」という人もいれば、
「タロット、ぜひ占ってください！！」という人もいます。

ダメだ、という人に話を聞くと、次のような話を聞きます。
「それを信じて、そしてはずれたときにどうするんだ？」
「誰が責任を取るんだ」と。


これって、先日の環境問題の件に関しても通じるものでありますが、

「本来手段であるべきものが、気が付いたら目的になっている」

ということが、知らず知らずに行われていること、そしてその危険性について、
考えもしない人たちが多くなっていることを示しているのではないでしょうか。


占いに関してもそうですが、カウンセリングでも、コーチングでも、宗教でも、
そのほかどんな活動に関しても、自分のしあわせのためにやるのであって、
活動すること、占うこと、コーチしてもらうこと、カウンセリングしてもらうこと、宗教活動を行うことが目的ではなかったはず。


人は、自分がやってよかったと思った手段をススメたがります
もちろん、それによって救われた自分がいるのだから、そうなることもわかります。
そのこと自体に否定はしません。いいものをオススメするのはいいことだと思います。

そして、そうじゃない方法を取っている人に対して、拒否や反対の動きを見せたくなるのが人情です。

それはわかりますが、だからといって手段を絶対視してはいけません

最近、様々な学びの場に行って思うこと、それは「手段の絶対視」が多いということ。

世の中のすべてのものを「手段」としてとらえることができたら、
それこそ学びは無数に、無限になる。

あとは、その手段が「自分に合うか合わないか」ということだけでいいのではないだろうか。


そんなわけで、私の毎日のタロット占いが、名言集が、私にとって意味があるように、
みなさんにとっても、何かしらの意味を持つようになってもらえればいいなと、そんな風に感じています。

強制するのではなく、「こんな方法もあるよ」という形で、みなさんに示せるように。

そんな、一つの手段としての占いを、
これからも楽しみながらやっていきたいと思っていますので、
どうかみなさま、あたたかい目で見ていただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。



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