2011年05月31日

信義誠実の原則

民法第1条2項
 権利の行使及び義務の履行は、
 信義に従い誠実に行わなければならない。


最近、法律を勉強しているくみちょうです。

信義誠実の原則



はい。のっけから、法律条文なんて出てくると、
それだけで拒否反応が出る人もいるかとは思いますが、
やってみると、「法律」っておもしろいなと思うわけです。

特に「民法」はおもしろい!!!
なぜって?それは
「世の中で起こりうる種々様々な問題の
【解決方法】について、簡潔にまとめられている」
から。

で、そんな民法を勉強していて、一番はじめに出てくる条文、
そのひとつが「信義誠実の原則」
略して「信義則」と言われるものです。

これ、言葉の通りの意味なのですが、
この原則を理解していないからこそ、いろんな問題が起こると感じています。

法律で定義などしなくても、
本当の意味で「信義則」にのっとって、みんながみんな生活していれば、
実は問題など起こらないのではないか、と思うくらいです。

民法に規定されている様々な権利は、
「それを好き勝手に権利として主張するためにあるのではない」ということ。

世の中、どうにも権利ばかりが主張されるようになってきている気がしています。
もちろん、自分自身がなによりも気を抜くと権利の主張ばかりになりがちです。

でも、そうじゃないよね。

私の生き方である「楽しいことが人生だ!!」も、
「好き勝手に自分の権利を主張する」ことにはありません。

「信義誠実の原則」にのっとった上で、楽しく生きていく。

当たり前のようだけれども、これを忘れてしまったら、
「自分さえ楽しければいい」という、単なる楽をする生き方でしかなくなる。
それは、楽しい生き方ではない。


これまで、自分が生きてきて感じてきたこと、
思ってきたこと、教えてもらってきたことなど、
様々な知識や経験を、総じて、さらにそれをより深くすることができる。

それが、法律を学びはじめての素直な感想です。

子どもの頃にはわからなかった楽しみが、そこにあります。
もし、ご興味がありましたら、みなさまもぜひ、民法を学んでみてください。
大人になったいまだからこそ楽しめるものだと思います♪

てなわけで、「民法」おススメです★(^o^)



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Posted by くみちょう at 21:00│Comments(0)まじめ
 
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