「損得を常に考えている」

自分ではそんなこと思いもよらなかった。
正直、そのことを考えるだけで、
気持ち悪くなるくらい嫌なんですが、
それこそまさに自分の本当の姿だからこそ、
認めたくなくてそうなることなので、
自分の本質を見つめ、事実として、
認めた上で、変えていかなくては、と思うので、
反省を含めて、今回記事にしておきます。


「いいこと」をするのも「それが生きやすい」
という計算の結果選んでいる。

物事、失敗してもいいからチャレンジする
プラス思考でいいこと。ではある。
でもそれも、「自分が成長する」という利己的な理由

人にやさしくするのも、その方が世の中生きやすいという計算の結果。
自分が人にやさしくしてもらいたい、そんな自分のために
人にやさしくして生きるようになった。

いじめられている人を助けたり、
後輩をいびるのが嫌だと改革したりしてきたことも、
トイレ掃除をしたり、福祉活動をすることも、

すべてはそれを通じて
「自分の人間性を高めるため」
という計算の結果、
また、自分がしてもらいたくないから、
率先していい人になれば、まわりも自分にそうしてくれるのでは、
という理由であって、人のためではない。

「すべては自分のため」

本当に、すべては計算の結果。

だから愛を感じられない。
自分さえよければいい。

いや、自分さえよければいいという考えを捨てた方がいいと、
打算的に考えて行動しているから問題なんです。


これ考えると悔しくてたまらない。スゴくツラい。
「そんな自分じゃない！！！」
そう叫びたくなる。
そのくらい、一番痛いところ。

もちろん、いままでの自分のすべてが
全部が完全な計算、ということはありません。

ありません・・・が、おそらく計算外の行動は２割くらい。
残りの８割は、どんなに大変な状況でも、
「タイヘンだからこそ、自分が成長できる。楽しめる。」
と、計算して、よろこんでことに臨んでいた自分がいた。

一緒に苦しんでいるまわりがいる中に、
なんて不謹慎な、そして自分のことしか考えていない
利己的なこころの塊だったんだろうか・・・と。

非常に残念なことだけど
それを認めないといけない、そんな時にきたと思っています。

これを表明したからといって、
利己的なこころがなくせるわけではありませんが、
少しずつ、自分の行動が、計算ではない、
本当に人のために、愛を持って行動できるように。

そう、考えています。





みなさんを見ていると、
愛に満ちていて、
まわりに感謝していて、
自分の主張などしないで、
笑顔でみんなを明るくしている人たちがたくさんいます。

そういう人の姿をみて、
素直にすごいなとは思っていましたが、
「自分は決してそうはなれない」と思っていました。

でも、そうじゃない。
あきらめていただけで、
そうなることはできるんだなって。

自分の悪いところも含めて、
ゆるして、ごめんなさいって謝って、
そして愛することができればいいなって。

こころのそこから、感謝できるようになりたいものです。

卑屈になるのではなく、そうしたことを受け止めらる人間になろう。


やっと、人生、再スタート、です。