2011年11月06日

「おしるし」 演劇を見てきました

昨夜は、素敵な舞台を見てきました。
「おしるし」
1時間50分って、超長い!!!だいじょぶかな?
なんて思っていたのがウソのように、一瞬で終わりました。

・・・一瞬はウソですが(笑)

で、すごくよかったので、ちょっとした感想と、
自分の中での学びをいくつか。

「おしるし」 演劇を見てきました





まず、タイトルの「おしるし」
これが、出産直前の兆候のことなんですが。

※ 公式ページ プリエールプロデュース 「おしるし」


イケメン先生のヨガ教室や、
専属シェフの料理が人気のレディースクリニックに、
ある日院長の姉がやってくる。
49歳独身の姉が、意を決して差し出した母子手帳。
まさか妊娠? 相手は誰だ? う、うちで産む気?

彼女の抱える事情は何なのか。切れかけた絆は再生するのか。
お母さんのお腹から産まれたすべての方へお届けしたい、命のメッセージ…。



男性の立場としては、
理解したいと思いつつも、体験できないものであって、
なんとも表現できない感情なんだよなと。

まずは、そんな演劇のシナリオを、男性でありながら
作成した田村 孝裕(ONEOR8)さんがすばらしいなと。

基本的には「コメディ」だそうで、随所に笑いが、
というよりは、常に笑っている感覚でした。
客観的に見てやろうとか、常に斜めから目線で見ている私が、
思わず笑ってしまいまして。。。

そこでひとつ。その笑いのテクニックが「期待通りの笑い」なんですよね。
「ゲロゲーロ」と言えば、青空球児・好児さんのネタですが、
あれも、「くるぞくるぞ!!」とわかっていての楽しみなわけです。

同じように、今回の笑いのツボとして、「やるだろうな」と思うポイントがたくさんあり、
その期待を裏切らないことで、安心して見ていられたのだなと。

シナリオ自体は、想定していなかったシリアスなものでした。
上記の「コメディ」の部分が「期待通り」の安心感であれば、
「シナリオ」部分は「期待を裏切る展開」の中で、
飽きさせないで見続けるポイントになったなと、そう感じています。

しかし、その期待をいい意味で裏切りながらも、
最後は簡潔していく、いろんな伏線がつながっていくことに、
あらためて「感動」させられました。


また、舞台って、場面の転換をどうするのかと思いましたが、
今回、「癒しの空間」であるあの食堂を通して、
最終的に全員が癒されていく繋がり方。
あのひとつの場所をもって、場面転換を効果的に使いながら、
次々と進んでいくシナリオに、驚き、感心させられました。

回想シーンへのつなぎ方、同じ役者なのにシーンの違いで
使い分けられる感覚。あれもすごいな、と。
テレビドラマではないのに、カットもなく、生でああした姿が
見られたことに、おもしろさを感じました。素晴らしい。

最後に、やはり演劇のすごさは、
ドラマでありながら、現実の迫力を超えた迫力を出していたこと。
目の前で起きていること、それに引き込まれました。
自分の一挙手一投足に、ああして人がひきこまれていくのは、
演じる側からしての楽しみでもあるでしょうけども、
同時にそのプレッシャーも尋常ではないだろうなと。

でも、そんなプレッシャーを超えて、
観客をひきこませるあの演技に、あらためて拍手を送りたいと、
そう思いました。

「おしるし」
ぜひご覧頂いていないみなさまも、行ってみてくださいませ。
まだチケットはとれる、ということで、9日まで講演は続いているそうです。
おススメです♪

地下鉄「赤坂見附」駅から徒歩5分のところにあります
赤坂RED/THEATERにて上演中です。

〒107-0052 港区赤坂3-10-9 赤坂グランベルホテルB2F
赤坂RED/THEATER


おまけ

昨夜は、出演していらっしゃる
「井之上隆志」さんの関係(渡る世間は鬼ばかり)で
「えなりくん」が会場にいました。



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Posted by くみちょう at 10:00│Comments(0)日記
 
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