2012年01月18日

私は他者に奉仕するために自分自身を整えているのだ

 スワミ・サッチーダナンダの著書
 『インテグラル・ヨーガ(Integral Yoga)』からの一説です。

===
 「心が私的な利害から自由であるとき
 われわれは仕事を十全にすることができ、楽しく感じる。
 そのとき
 われわれの人生は意味に満ちたものになる。
 もし、われわれの心から利己性がなくなり
 すべての人々の人生に犠牲的献身が備わったならば
 他ならぬこの世が天国となり
 平安と至福の住みかとなる。

 この生にあっては
 全てのものが与えている。
 献身的貢献は、生の掟なのだ。

(中略)

 自然のすべて
 ――木々も鳥も動物たちも
 全てが他のもののために生きている。

 なぜ、ロウソクは燃えて溶けていくのか?
 それは、光を与えるためである。

 なぜ、香は燃えて灰になるのか?
 それは、香りを与えるためである。

 なぜ、樹木は伸びるのか?
 それは、果実と花を与えるためである…。

 およそこの世界に
 生物・無生物を問わず

 自分だけのために生きているものなどあるだろうか?

 ない。

 ならば、自然のすべて犠牲だというのに
 ひとり人間だけが利己的な生を送ってよいものだろうか?

 われわれは
 与え、与え、かつ与えるために
 ここに在る。

 われわれに与えられて然るべきもの

 ――それは

 われわれが思い煩うまでもなく、
 与えられるべくして与えられるのだ。

 『犠牲的献身の人生を送るべきだというならば
 私はどうやって食べていけばいいのだ?
 どうやって衣服を得て、住むところを得たらいいのだ―?』

 それらのものは
 他者に奉仕するための
 自分自身の備えとして持てばよいのである。

 あなたにはまた明日の朝も元気で
 他者への奉仕に出かけられるように
 ゆっくり休むためのベッドが要る。

 他者に奉仕するための十分なエネルギーを得るためには
 食べねばならない。

 そのようになにをするときでも
 『私は他者に奉仕するために自分自身を整えているのだ』
 という思いでもってやる。

 瞑想をするときでも
 それは自分だけの平安のためではない。

 安らかな心で外に出て
 十分奉仕できるように、するのだ。

 他でもないそのことを念じながら、瞑想をする。
 そうだ、そのときにはヨガの瞑想さえもが
 無私の行為となる。

 そして
 それが、神に対してさえ執着するなかれ、の意味なのだ。
 このヴァイラーギヤすなわち無執着だけが
 あなたの全人生を喜びに満ちたものへと変えるに足るのである」

・・・以上・・・

思わず読んでて泣いてしまいました。

私は他者に奉仕するために自分自身を整えているのだ



この文章は、いつも私がお世話になっております、
「小田真嘉」さんの、今回はお誕生日ということで、
その返礼ということでのメルマガでした。

今回、恋愛と結婚のセミナーを受講してきて、
その内容がまさに同じことを指していたので、
「ああっ、こういうことなんだな」って、自分の中に深く入ってきました。

朝から泣きながらメール読んでいたので、
みなさまにも、そのシェアをしたいと思います。

こんな素敵なことが言えるように、自分もなろうっと♪

ちなみに、今回の文章読んで、すごいなと思った方、
いらっしゃいましたら、下記をお読みくださいませ。

 このメールレターの無断引用、無断転載は・・・
 積極的にオススメします!
 お役に立てそうなご友人がいらっしゃいましたら
 ぜひ、プレゼントしてあげてください(承諾は不要です)

 ご登録はコチラからできます↓
 http://www.odamasayoshi.net/
 携帯でのご登録は以下に空メールをお送りください
 mm-boost-2@jcity.com

ということなので、ぜひどうぞ!!
素敵なことはシェアしあえば、よろこびは倍増するものだから・・・



同じカテゴリー(まじめ)の記事画像
【反省と後悔は違う】
【時代に取り残される気持ち】
「義務先行の原理」
【恩師からの電話】
【託された想いに応える】
【宗教戦争が大嫌いな私】
同じカテゴリー(まじめ)の記事
 【反省と後悔は違う】 (2013-08-08 19:45)
 【時代に取り残される気持ち】 (2013-06-06 12:41)
 「義務先行の原理」 (2013-05-30 18:08)
 【恩師からの電話】 (2013-05-29 12:48)
 【託された想いに応える】 (2013-05-27 21:43)
 【宗教戦争が大嫌いな私】 (2013-05-22 12:37)

Posted by くみちょう at 10:00│Comments(0)まじめ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
私は他者に奉仕するために自分自身を整えているのだ
    コメント(0)