2012年02月21日

人に負担を強いていた自分の姿


「なんとかして、仲良くなりたい」

と思って、いろいろとしてきたけれども、
というよりは「自分は努力したのになんで・・・」
みたいな想いが強くて、
被害者意識でおりました。

が、よく見たら、相手もかなり、
私を受け入れるために努力して、考えてくれていたわけで。

すごい負担を、私はまわりに強いていたんだってことに、
いまさらながらに気がついたわけです。

で、その時の自分の一言。
「努力すればいいじゃない」


小さい頃、「お前なんか仲間に入れてやらないよ」
そう言われて、悔しくて、努力してきた自分。

それが嫌だったからこそ、
なんとかしようとしてきたはずなのに、

いま考えると、まったく同じことを人に強いてきた自分がいました。

いや、同じじゃないですね。
むしろ、自分がやられてきたことよりもひどいことをしていました。

「悪気がないから」

これはまったく理由にならない。
むしろ「無邪気な犯罪者」ほど性質の悪いものはない。

私に対して「拒否」をしていた当時のみんなは、
むしろはっきりと言ってくれた分、わかりやすかった。


そのことに気がついたとき、
本当に申し訳ないことをしていたと、
謝罪したい気持ちでいっぱいになりました。

。。。でも、謝罪なんかしたら、これまた相手に負担をかける。
だから、「こんな自分でも見捨てないで相手してくれてありがとう」と
感謝を伝えるしかないな、とそう思いました。

自分が相手に近づこうと努力した分は、
相手も同じようにいろんなことをしてくれていた。

なのに、自分は上段に構えて偉そうにしていた。
それは、反感買って当然。

なのに、反感どころか、丁寧に説明してくれていた相手に対して、
本当に失礼なことをしていたな、と。


人間関係において、
「無邪気に人を傷つける。無意識に人を傷つけることに注意しなさい。」
そう教えてくれた恩師の言葉の意味に、
気がつくことができないままにいままで来ていたんですよね。

本当に、情けない。申し訳ありませんでした。

・・・

こうまで言っても、まだまだ身についたものではありませんが、
一つ気がつけたことから、今後は、少しずつですが、
その気づきの機会を多くして、身に沁みこませていきたいと、そう思います。


本当に、ありがとうございました。


繰り返しになりますが、その感謝を伝えることしかできませんが、
感謝を伝えたいなと思います。

本当に、私を取り囲む多くのみなさまに対して、
迷惑をかけ続けたこんな私なのに、
大人な対応を続けてくれまして、ありがとうございました。

すぐには変化しきれないと思いますが、
反省して、活かしていきたいと思いますので、
これからもどうかよろしくお願いいたします。


もう、人に負担を強いることはしないよう、強く心がけます。

私は、私。
他人は、他人。

それぞれの生き方、やりやすいやり方があるので、
そこに手を出したり口出ししないように。。。

人に負担を強いていた自分の姿




特に、こうしたことに気がつかせてくれた何人かの方には、
言い切れないほどの感謝をしております。

その恩に報いるためにも、少しでも変わった姿をお見せすることで
恩返しとしたいと思います。



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Posted by くみちょう at 21:00│Comments(0)まじめ
 
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