2008年10月05日

現物支給と現金支給

「生活保護は衣食住を現物支給にするべきだわな。
で、小遣い月3000円くらい支給でいいだろ。」

こんな意見に対して、次のようなコメントがありました。

現物支給やフードスタンプって、実際やってみると案外難しいんだよ。
食料品も衣料も、特売や安売をうまく使えば安く購入できるのに、それをさせないってことだから。
節約癖がつかないので、支給された現金を結局、無駄遣いしてしまう
あるいは、支給された現物を転売して、差益で稼ぐ奴も出てくるし。

個人的には、生活保護者用のクレジットカードがいいと思う。
やり方次第で利用する場所や用途を制限できるから、パチや遊興、ギャンブルで使えなく出来る。

・・ググってみたら、俺と同じことを考えてる人も居るわ。
http://www.jri.co.jp/consul/column/data/679-kagawa.html

「生活保護は衣食住を現物支給にするべきだわな。」
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51364895.html

現物支給と現金支給



これ、生活保護だけじゃなくても使えるんじゃないでしょうか?
「自分の生活が自堕落になりそうでピンチ!!!」という人からしたら、
「全部キャッシュカード」にて、「特定の項目では買い物できません」とか、
「食料品は一日●●円まで」みたいなことを指定できるようにしてあったら、
「お金の使い方強制ギブス」みたいな感じでいいかなと。


けっきょく、ここでも出てくるのは「やってあげる」のではなく、「本人の自立支援」なんですよね。

なかなかそうならないから難しいところです。

課題もたくさんありますが、新しい取り組みとして、
やりはじめてみるのもおもしろいなと思います。

みなさんは、どう思いますか?


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Posted by くみちょう at 18:00│Comments(2)まじめ
この記事へのコメント
声の大きい人が優先的に享受できるシステムはいかがなものかと思います。
ひきかえ、本当に必要な人に行き渡らずに餓死者まで出るしまつ。
自治体によって審査の基準があいまいだったり…。

難しい問題だからこそ、試行錯誤する事はいいことだと思います。
Posted by チャッキーチャッキー at 2008年10月05日 23:46
>チャッキーぱぱ

「声の大きい人が優先的に享受できるシステムはいかがなものか」
この言葉は、まさに私の活動の中心でもありますね。
「不登校ひきこもり」の関係者は、正直声をあげづらい。あげられない。
本当に困っている人ほど声を出せず、
何とかなる人ばかりが「いい思い」をしているというのは現実にありますしね。

自治体としても、基準も含めて非常に難しいお話ですよね。
不登校ひきこもりもそうですが、実態調査なんて名ばかりで・・・
「どこまでを範囲とするか」「どこまでを認めるか」なんて問題はきりがない。

でも、だからこその試行錯誤を繰り返す必要はあるような気がしています。

コメントありがとうございます♪
Posted by くみちょう at 2008年10月06日 04:07
 
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    コメント(2)