2012年08月22日

自分も「安心の源」になりたい

【人間の心休まる場所も成長とともに拡大する】
~自分も「安心の源」になりたい~

「同心円的世界観」

教育学部で学んできた中で
いまでもよく覚えているのがこちら

特に私は「社会科」が専攻だったので
社会科の授業の仕組みがこうなっているので
すごく記憶に残っています

どういうことか
一言でいうと

「子どもの成長に合わせて
広がっていく世界を教えていく」

ということですね
はじめは 家族を中心にして
家の中で育ち
徐々に地域の中で生活の範囲を広げていく
小学校に通い始め
中学 高校でそのまち全体
そこから一歩出て他県に行ったりして・・・

という 生活の範囲がじょじょに広がるのと同じように
勉強の内容も 身近な地域から
少しずつ広げていき 市町村から都道府県
日本全体 世界全体と広がっていく

でも ここには非常に大切なポイントがありまして

それは
「中心に戻ってきた時に安心できるかどうか」
ということ


人は 成長とともに範囲を 幅を広げていく
時が経てば勝手に成長して
勝手に範囲が広がるものではない ということ

成長する 範囲が広がるってのは
すべからく「挑戦」なんですよね
しかし「挑戦」をするためには
「危険」があった時には戻ってきて
また心を落ち着かせて 安心する場所が必要なんです

赤ちゃんがまわりに興味を持ってそっちに向かっていったとしても
「何か」が起きたらすぐに親の元に戻ってきますよね
または チラチラと親の姿を見ていて
親が見ているところでこそ いろんなことができる

そうしたところからじょじょに成長していく

自分も「安心の源」になりたい



教育論的には
「その時に きちんと【親】が安心を与えることができると
子どもが「挑戦」できるようになる」
ということを伝えてきたのですが


さて 自分にとって「安心の源」
何かあった時に戻ってこれる場所ってどこですか


いまの私は 「親」はもちろんですが
「地元」だったり「友人」だったり
安心できる場所・人がたくさんあります います

きちんと成長できていると
その「安心の円」が大きくなっているので
「親」の元でなければ安心できなかったものが
「地元」に帰ってくるだけで安心できたり
「友達」に会えば安心で来たり
とその「安心の幅」も大きくなるんですよね


そう考えると
改めて自分を育ててくれた親への感謝
を強く想います
親がいたからこそ 安心させてくれたからこそ
いろんなことに挑戦してこれたんですよね


さて自分もこれから
人にとって「安心の源」となれるように
成長していきたいものです



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Posted by くみちょう at 15:00│Comments(0)まじめ
 
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