音楽の世界において
人間が一番違和感を覚えるのは
「半音ズレ」だそうです

まったく違う音だと
むしろ「和音」になったりして響きあうのですが
【近い】がために「違和感」を感じる





これ　人間関係もすべて同じですよね
全く違うジャンルだったり
全く違う考え方をしていたりすると
「あー違う人だからな」
と思えますが

なまじ「近しい」関係にあると
「そこまでわかってるならなんで・・・」という怒りがこみ上げてくる
近しいからこそ　相手の状況もよくわかるので
余計に「こうすればいいのに・・・」とかも見えてくる
いや「見えてしまう」という表現があってるかな。
自分との「ズレ」が気になってしまう

自分自身が気になるあの人やこの人
そして自分のことを気にしてくれているあの人もこの人も
実は「ちょっとした違い」「半音のズレ」が嫌で
あーでもない　こーでもないと言ってくるし
自分も言っちゃうんですよね


ということは　その人たちと和音を奏でたいなら
自分がさらに半音ズラして
「同じになる」か「一音ズラす」かするのがいいってわけで


もちろん　それをすることによって
今度は別の人と「半音ズレ」になる可能性がありますが

自分がどの関係性を大切にしたいのかにあわせて
ズラしていく（あわせていく）か
または「ズレ」たのは仕方がないものとして受け入れて
和音を奏でられる相手と一緒にいるようにするのか

そんなことを考えてみるのもおもしろいと思います


「自分とぜんぜん違う人には要求すらしない」のだから