2013年02月07日
【当たり前を楽しもう】
【当たり前を楽しもう】
~特別をありがたがるうちはまだまだ~
「どんなことでも、珍しいことを追求して、
一般的じゃないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。」
唐突な文章ですが
これは「徒然草」の第116段の内容です
1300年ごろ 鎌倉時代なわけですが
当時もいまも人って変わっていないのかもしれませんね
やはり古典から学ぶって
いろんなことが学べておもしろいですよね♪
単なる基礎教養ではなく
「内容」を吟味することではじめて意味が出てくる
大人になったからこそ おもしろい
それが「古典文学」だと思っています
さあ そんな古典の良さを再実感したところで
今日も一日 何が起きても感謝で受け止める一日にします
楽しんでいきましょう♪(^^)
~ 以下 「徒然草」 原文と現代語訳~
「徒然草 116段 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事」
【原文】
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
【訳】
お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。
どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。
~特別をありがたがるうちはまだまだ~
「どんなことでも、珍しいことを追求して、
一般的じゃないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。」
唐突な文章ですが
これは「徒然草」の第116段の内容です
1300年ごろ 鎌倉時代なわけですが
当時もいまも人って変わっていないのかもしれませんね
やはり古典から学ぶって
いろんなことが学べておもしろいですよね♪
単なる基礎教養ではなく
「内容」を吟味することではじめて意味が出てくる
大人になったからこそ おもしろい
それが「古典文学」だと思っています
さあ そんな古典の良さを再実感したところで
今日も一日 何が起きても感謝で受け止める一日にします
楽しんでいきましょう♪(^^)
~ 以下 「徒然草」 原文と現代語訳~
「徒然草 116段 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事」
【原文】
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
【訳】
お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。
どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。
Posted by くみちょう at 06:35│Comments(0)
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