2008年02月06日
冬はつとめて

冬はつとめて
雪の降りたるにはさらにもいはず
霜のいと白きも
又さらねどいとさむきに
火などいそぎおこして
すみもてありきなどするみるも
いとつきづきし
ひるになり
ぬれのやう
ぬるくゆるいもていにて
雪も消え
すびつ
火をけの火も
しろきはいがちになりぬればわろし
かの有名な「枕草子」
春は曙からはじまる「冬」のシーン。
ここ最近、パソコンの前でずっと打ち込みを続けている私ですが、
久方ぶりに早朝に起きて、トイレ掃除やセミナーに参加しました。
そのときに、ふと目に入ってきた庭の景色が「ああっ、自然って・・・いいなあ」と。

冬は、山も緑ではなく茶色になっており、自然の色合いが少なくなる季節。
しかしその分、雪や霜といった白を基調として、
色合いは少ないけれども、逆にそれが白の美しさをひきたたせることになるんですよね。
そうした感覚を、1000年も昔にすでに気づき、言葉にしてまとめてあったことに感動します。
単なる勉強としてでは覚える気もしませんが、
こうした、そのものが持つすばらしさを伝えることができる文化であると思えば、
見方もかわってくると思っています。
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