「すき」

この言葉の重さって、失恋した時に一番感じませんか。

「単純明快」「わかりやすい一言」
なんだけども、すっごく深くて、すっごく重い言葉。

言わずと知れたドリカムの名曲。

この曲のすごさは、その「すき」というフレーズ
たった一つの単語に、すべての気持ちがこめられていること。
これまでしてきた恋愛のすべてがそこに詰まっている。

いい思いでも、思い出したくないことも、
記憶も、気持ちも、すべてがそこに詰まっている。





「抱いたひざに　次々にこぼれる　しずく
そうか　私ずっと　泣きたかったんだ」


失ったからこそ、すべての感情をこめて歌える。

「すき」

同じフレーズをただ繰り返すだけ

なのに、なんでこんなにも感情があふれてくるの？
こぼれてくる涙はいったいなんなの？

たくさんの忘れたものを思い出させてくれる歌です。
よく聴いている皆さんも、
そして聴いたことがない皆さんにも、
ぜひとも聴いていただきたい一曲です。