2008年08月22日

人間関係で傷つきやすい遺伝子が発見された!

人間関係による同じストレスにあっても、すぐ傷ついて、
それもずっと残ってクヨクヨするひともいれば、すぐわすれてしまうひともいる。

こういう、傷つきやすさの個人差が遺伝子で決められていることがわかっており、
そのうちのひとつがNPY遺伝子と呼ばれる遺伝子である。

NPY遺伝子とはWikipediaより
  神経ペプチドY(ニューロペプチドY、NPY)は脳と自律神経系で見つかった36のアミノ酸から成るペプチド神経伝達物質で、ノルアドレナリン作動性ニューロンの血管収縮効果を増大させる。

脳中のニューロンと体の他の分泌細胞により作られた神経ペプチドYは、エネルギー収支の調整、記憶と学習、そして、てんかんなどの脳の多くの生理学的な過程に関連する。
 
 NPYという物質は、ストレスによって誘導・放出され不安を軽減する。
NPY遺伝子の変異によってこのNPYの出かたが違ってくることが
精神的ストレスに対する強さの差になっていると考えられる。
 つまり、このNPYという不安軽減タンパクがよく放出されるひとは精神的ストレスに強いわけだ。
NPY放出が少ない遺伝子をもつひとは統合失調症(昔の病名 精神分裂病)の発症リスクが高いこともわかっている。

 NPYは、視床下部の弓状核に発現しており、摂食量を増加させ、エネルギー消費を減少させる。
 つまり、肥満物質でもあるわけだ。太っているひとのほうが、性格的に大らかで明るいひとが多いのはこのためかもしれない。

 動物実験で抗肥満ホルモンといわれるレプチンを投与すると、弓状核のNPY遺伝子発現が抑制されることもわかっている。

人間関係で傷つきやすい遺伝子が発見された!



人に対してイライラするか、ガマンできるかが、
傷ついていつまでもひきずってしまうか、が遺伝子によって決まっている、となってくると・・・

「ホラ、生まれが違うんだ。お前は恵まれてるんだ」とか言い出しそうな人もいるからなぁ・・・

いつぞやに言われた言葉、「どうせあんたは強い人間なんだ」ってところを、
遺伝という言葉一つで置き換えられてしまうと、それはそれでどうかと思う部分はあります。

しかし、そうした違いが、一つには医学的な根拠に基づいているとしたならば、
悩んでいる人にとって、一つの割り切り、選択肢として対策がとりうるのではないかと思います。

医学の進歩が、こうした形で少しでも役に立つならば、一番良いなと思っているくみちょうでした。


「人間関係で傷つきやすい遺伝子が発見された!」
http://amamoto.exblog.jp/7406724/



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