2012年03月05日

左手でおはしを使う



みなさんは、左手(利き手の逆)でおはしを使えますか?

私は使えます。

右ひじが大けがして使えなかった時に、
(1か月間、右ひじがまったく動かない状態になった時)
ずっと左手を使っておりまして。


で、その時にも自分の中で実感したことですが。

【無意識にしている動作を意識してみることの大切さ】
を学べたわけです。

日常の中で、意識することもなくやっている動作って
結構多いんですよね。

「当たり前」になってしまっていること。

でも、それを意識することで
一つ一つの動作がより一層洗練されるし、
その大切さにも気がつけるんですよね。


ということで、そのことをまとめてみたいと思います。

【左手(利き手以外)でおはしを使うことのよさ】

「一言でいうと」
利き手の大切さに気がつけるとともに、
利き手の動作をさらに洗練させることができます。

「具体的には」
右手(利き手)では無意識に行っている動作を
左手(利き手以外)でする際には意識しなくてはいけないので、
動作の一つ一つを確認することで、
その意味や役割を認識でき、そのためより一層
自分の動作を洗練したり、その大切さに気がつくことができるようになるのです。

「他の方法と比べてみると」
単に「動作を洗練しよう」とか「大切さに気付こう」と言っても
難しいですが、こうして不自由な体験を通じて、
じっくりと向き合うことができるので、
自分の中に深く体験として刻み込まれるのです。

「なぜならば」
できない時こそ、じっくりとやり方を見つめなおすことができるから。
こうして「左手(利き手以外)」を使用するということは
非常に大きな学びを得ることができるのです。

「したがって」
ぜひ左手を使うことをオススメします。

「まとめると」
左手でおはしを使うことは、
利き手の大切さに気がつけるとともに、
その一つ一つの動作を洗練することができます。



・・・ちなみに、プロ野球の大投手であります
「村田兆治」投手が、この方法で「少年野球」の子供たちに投球を教えています。

曰く、「子供たちに左手で投げさせる練習をすると、
そのあと、利き腕に戻して投げさせたあとの子供たちの
投球フォームは見違えるほどよくなる。
(実際に球速が10mkほど早くなるそうです)

それは、左といういままで経験したことのない腕で投げるため、
【投げるためには何が必要なのか】を
一つ一つの動作を確認しながら投げる必要があることに気がつくから。

それに気がついた後に、利き腕に戻すと、
いかに自分が、【意識しないで行動していたのか】に気がつける。
意識するだけで、いくらでも洗練できるんです。」

と語っておりまして。
すげーな、と思いながらも自分でも左手を練習したら
その後右手での動作が非常にスムーズになったわけです。

プロって違うなということを感じさせてくれるエピソードでした。
ということで、それにならって、みなさんも
「左手でお箸を使う」
やってみたらどうでしょうか。おススメですよ。



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Posted by くみちょう at 16:00│Comments(0)一日一実践
 
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