2012年06月07日

【優先順位を変える】

【優先順位を変える】
~努力ではなく結果をほめよう~

「一言で言うと」
見えない指標ではなく
見える指標で判断しよう

「具体的には」
人をほめる際に「努力」をほめて「成果」を見ない
ということがある
一見すばらしいことに見えるが
本当に相手を見ているならば
「努力」した先にある「小さな成果」を見つけて
ほめることができる
それができると人はすごくよろこぶ
小さくて見えづらいけれど
なんとなく「がんばっている」としてあいまいにせず
「目に見える成果」をほめることで
本人が着実に一歩一歩成長していることを
確認していくことが大切です

「なぜならば」
人はつい「感情」を優先してしまいます
本当はこうすれば成果が出せるのにと
「わかっているのに【できない】」
いや「わかっているのに【やらない】」ことが多い
それは実に「感情」を優先してしまうから
「やりたいこと」「なしとげたいこと」があるなら
「感情」よりも「成果」を優先して
まずは「行動」してみましょう

「したがって」
「感情」にふりまわされるのではなく
「成果」を優先することで
結果として出てくる「感情」を大切にすれば
どちらも大切にした上で 「成果」も得られます

「感情を優先していていたいままでと比べて」
努力したこと自体をほめていたり
優先してきた結果として
「私はこんなに努力してきたのに・・・」
「どうせ努力しても私にはできないんだ・・・」
と断念してしまう結果になってしまっていました
そうではなく 「小さくて見えづらくても結果を見る」
ことをすることで むしろ感情の面でも
「確かに成長している」とわかり 継続する意欲も湧いてきた

小さくてわかりづらい「結果」でも
それを見つけてほめること 確認すること
それをこれからも継続していきます

「まとめると」
見えない指標ではなく
見える指標で判断しよう

【優先順位を変える】



マグロ船齊藤正明さんのお話の中でありましたが
やり手の船長さんがどんなことをしていたのか
それは「船員たちが【昨日よりも成長した部分】を見る」ことでした

具体的には
「昨日よりも釣り針のつけ方が上手くなったじゃないか
 かかる時間が短くなったな」等の言葉がけをする

これって単に「努力をほめる」ことよりも
よっぽど難しいんですよね
本当にしっかりとその人のことを見ていないと
「昨日よりも上達した部分を見つける」ことはできない

どこかで「こんなにがんばってるんだから!!!」
と嘆く自分がいるのは つまりはそうした「成果」を見ないで
いつまでも「怠けていた」だけのこと

厳しいようでいてそれこそ本質であり
むしろ「成長」につながる大切なことなんですよね

自分を見る目もそういう目でいたいですが
何よりも人を見る時にもそうした
「努力」ではなく「小さいけれど目に見える成果」を
見つけてほめることができる
そうなりましょう


ということで 本日は
「3年後のあなたが後悔しないために今すぐやるべきこと」
~大谷更生~
第三章「自分を高める」第2節「優先順位を変える」
をテーマにさせていただきました

今回の、いや今回「も」深い!!

~「できない」を「できる」に変えるために
優先順位を変えるのです~ P126

普通は「優先順位」なんて考えには至らないもの
ところが「感情」と「結果」などまさに優先順位
「どちらかだけを見ろ」ではなく「どちらを優先するか」
そう視点を切り替えるだけでどちらも手に入れられる

そうした状況整理の仕方が
大谷更生さんの神髄の一つだと そう感じています


さあ 今日も一日
何が起きても感謝で受け止める一日にします

人の成長した成果を
小さくても確実に変わった
「昨日よりも今日なにがよくなっているのか」
を一つでも多く見つけて それを伝えていきます

楽しんできましょう♪

「3年後のあなたが後悔しないために今すぐやるべきこと」
~大谷更生~



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Posted by くみちょう at 12:00│Comments(3)一日一実践
この記事へのコメント
んーーー。
あたしなら…
努力している過程を見守ってここぞという時褒めるなぁ~。
見守るの。どんなことがあっても。

>それができると人はすごくよろこぶ

え~そ~かなぁ。
なんとなく頑張ってることも大切かな~って思うな。
Posted by かずみかずみ at 2012年06月07日 13:14
>かずみさん
コメント、ありがとうございます。

たぶん、この記事を読んでいただいた時に
「どう伝わるかな」というところで
このあたりの話になるんじゃないかと思いました。
ので、追加の説明というか、なんというか。。。
わかりづらくて、伝わらなかったらごめんなさい。

言い方というか、ニュアンスの問題として
おそらく「努力」よりも「結果」を見る、というのが
キツイ言い方のように見えるのではないか、
と感じています。
でも、実際には「努力している」と「必ず成果が出る」と。
だからこそ「出ている成果」を見つけてあげて褒めてあげる。
そうすることで「この人、見てくれているな」という感覚を
得られると感じています。
「たまごが先か、にわとりが先か」の話に近いかもしれません。

「見守る」という観点で見た際に、
実例としては「マグロ船の船長さん」がわかりやすいかなと。
「努力」は大切なんだけれど、ともすると
「努力してるんだからいいじゃないか」という「甘え」につながる。
そうした「甘え」を失くすためにも
「努力」ではなく「結果」を見ていきたいなと。
逆に「結果」を見ればその「努力」はすぐわかるわけで。

たとえば、国語が苦手な子どもと接していて、
その子が「間違った解答」を見ても、
そこに至る過程を一つずつたどっていけば
その「結果」から「努力」は見て取れるわけで。

だけど、「悩んだふり」して、「うーん・・・」
みたいなことしていると、何の結果も反映されない。

それを人に「成果を出せ!!」と要求する意味ではなく、
マグロ船の船長さんのように
「昨日のお前よりも、1秒は作業が早くなっている!!いいぞ!!」
とすごく細かいところでも成長している点に気がつける
そんなところを大切にしていきたいなと感じています。


ちなみに・・・もう一歩踏み込んだ言い方をすると、
「心が弱っている人」に対して、私のようなやり方をすると
「ツラくてついていけない」となることは多いと思います。
「もっと成長したい」という気持ちが強い人に対して、
ということで、相手を見て使い分けるといいのかもしれません。

こういうふうにかずみさんにコメントをいただけると
つたないながらも さらに一歩、考え方や行動を整理できます。
ありがとうございます♪
Posted by くみちょう at 2012年06月07日 22:16
>付け加え
「努力を見守る」
というのはどういう結果になろうが
その人のことを見続ける中で、
その人との間に生まれる関係性が大切なんだろうなと。

というような言葉で整理してしまうと、
伝わるニュアンスが変わってしまうかもしれないのですが。。。(^^;)

「成果」が「どんなに小さいものでもそれを見過ごさない」くらい
その人のことをじっくりと見る、というのは
なんだか結局、同じことをしている気がしています。

言い方が違うだけというか、ね。
ただ、それだけ「じっくり見続ける」ことができる相手というのは
はたして人生においてどのくらいいるのかなとか
どんな相手に対してなら、そこまで見続けられるんだろうか・・・
といったことは考えたりします。
感覚的にはそれが「愛」だったりするのかなと思ったりもしますが。

感覚的な表現方法はたくさんあるし、人それぞれで
どう伝わるのかわからないところですが、
できれば、自分の考えていること、感じていることが
そのあたりできる限り伝わっていたらうれしいなって。

・・・という私は、結局のところ、言葉で伝えるのが下手なので、
直接会って話をしたいなと思ってしまうあたりに、
もどかしさを感じていたりいなかったり開き直っていたり(笑)
Posted by くみちょう at 2012年06月07日 22:47
 
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