2008年11月14日
お茶汲みの女性社員退社により倒産しかけた会社
「はい、お茶どうぞ~♪」
朝からそんな言葉とともにお茶が出ていたりした日には
うれしくて小躍りしそうなくみちょうですよこんにちわ。
たった一杯、されど一杯。
お茶ひとつで空気が変わったりするものです。
そんな風に感じているのは私だけ、ということでもなくて、
「お茶汲み」が会社の命運を左右したとかしないとか、
そんな話が出ていたのでご紹介いたします。
お茶汲みなんて誰がやってもいいのにという記事を見ていて、
すごく昔に誰かから聞いた、とある会社の話を思い出した。
その会社は、お茶汲みで倒産しかけたのだという。
なんでも、その会社は原因不明の業績悪化にあえいでいたんだそうだ。
いろんなところをチェックしてみても、どうしても悪影響を及ぼすような原因が見付からない。
どうしたものかと途方に暮れていたらしい。
そんなとき、その業績悪化が始まる直前に寿退社したOLがいることに気付いた。
そのOLはお茶汲みくらいしかしてなくて、抜けたくらいで経営に打撃が与えられるとも思えない。
しかし他に原因らしい原因も見当たらないし……ということで、経営陣はこのOLさんのところを訪れて、
とにかく話を聞いてみることにした。
元OLさんは「たいしたことはしておりませんでしたが……」と遠慮がちに自分のやっていた仕事を語りはじめた。
まず茶葉を仕入れて来ると、それを一度全部あけて、葉と茎に分別する。
誰よりも早く会社に着き、全員の机をきれいに拭く
そして出社して来る社員たちの顔見ながら、一人一人にお茶を淹れる。
このとき、少し元気が無さそうな人を見付けたら、前もって分別しておいた茎をお茶にちょこんと立ててやるのだそうだ。
そう、茶柱を立てておくのである。
「私のやっていたことはそれだけです」
退社した女性は、そう答えたそうだ。
もちろんこの話はもう十数年前に誰かから聞いたというだけなので、事実かどうかは知らないし、
細部は違うかもしれない。わずかな気遣いが大きな影響を与えることができるという教訓めいた創作話かもしれない。
だからこれをもってOLのお茶汲みを正当化する気は無いし、
シチュエーションによって誰がお茶を淹れてもいいと思う。
「おもてなし」ベースで考えるべきだというのはまったくその通り。
「お茶汲みをなめるな」
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20080912/1221221770
けっきょく、「心遣い」なんですよね。
相手に伝わることを要求するのではなく、相手に要求せずに繰り返す心遣い。
できそうで、できない。けども大事なことなんですよね。
見えないところでやりとおす、か・・・
自分の過去を見ても、どこかで見てもらいたいという想いが出てしまったらそれまでなんですよね。
その瞬間、すべてが白々しく感じられてしまって・・・
見えないところでの「心遣い」
もっともっと、自分でも心がけたいと思います。
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朝からそんな言葉とともにお茶が出ていたりした日には
うれしくて小躍りしそうなくみちょうですよこんにちわ。
たった一杯、されど一杯。
お茶ひとつで空気が変わったりするものです。
そんな風に感じているのは私だけ、ということでもなくて、
「お茶汲み」が会社の命運を左右したとかしないとか、
そんな話が出ていたのでご紹介いたします。
お茶汲みなんて誰がやってもいいのにという記事を見ていて、
すごく昔に誰かから聞いた、とある会社の話を思い出した。
その会社は、お茶汲みで倒産しかけたのだという。
なんでも、その会社は原因不明の業績悪化にあえいでいたんだそうだ。
いろんなところをチェックしてみても、どうしても悪影響を及ぼすような原因が見付からない。
どうしたものかと途方に暮れていたらしい。
そんなとき、その業績悪化が始まる直前に寿退社したOLがいることに気付いた。
そのOLはお茶汲みくらいしかしてなくて、抜けたくらいで経営に打撃が与えられるとも思えない。
しかし他に原因らしい原因も見当たらないし……ということで、経営陣はこのOLさんのところを訪れて、
とにかく話を聞いてみることにした。
元OLさんは「たいしたことはしておりませんでしたが……」と遠慮がちに自分のやっていた仕事を語りはじめた。
まず茶葉を仕入れて来ると、それを一度全部あけて、葉と茎に分別する。
誰よりも早く会社に着き、全員の机をきれいに拭く
そして出社して来る社員たちの顔見ながら、一人一人にお茶を淹れる。
このとき、少し元気が無さそうな人を見付けたら、前もって分別しておいた茎をお茶にちょこんと立ててやるのだそうだ。
そう、茶柱を立てておくのである。
「私のやっていたことはそれだけです」
退社した女性は、そう答えたそうだ。
もちろんこの話はもう十数年前に誰かから聞いたというだけなので、事実かどうかは知らないし、
細部は違うかもしれない。わずかな気遣いが大きな影響を与えることができるという教訓めいた創作話かもしれない。
だからこれをもってOLのお茶汲みを正当化する気は無いし、
シチュエーションによって誰がお茶を淹れてもいいと思う。
「おもてなし」ベースで考えるべきだというのはまったくその通り。
「お茶汲みをなめるな」
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20080912/1221221770
けっきょく、「心遣い」なんですよね。
相手に伝わることを要求するのではなく、相手に要求せずに繰り返す心遣い。
できそうで、できない。けども大事なことなんですよね。
見えないところでやりとおす、か・・・
自分の過去を見ても、どこかで見てもらいたいという想いが出てしまったらそれまでなんですよね。
その瞬間、すべてが白々しく感じられてしまって・・・
見えないところでの「心遣い」
もっともっと、自分でも心がけたいと思います。
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Posted by くみちょう at 18:00│Comments(2)
│ネットおもしろ情報
この記事へのコメント
ちょっとした心遣いってホント大切ですよねっ!
お店にある日めくりカレンダーの中の言葉なんですが、
“報いを求めぬ 親の愛”
私はこの言葉大好きなんです!
お店にある日めくりカレンダーの中の言葉なんですが、
“報いを求めぬ 親の愛”
私はこの言葉大好きなんです!
Posted by ひまわり at 2008年11月15日 10:54
>ひまわりさん
そう、報いを求めた瞬間にそれは白々しいものになっちゃうんですよね。
でも不思議と、愛は返ってくるんですよね。
その域に早く私もたたなくちゃ!!
な〜んて、焦らずにわいわいやっていきます(^-^)
そう、報いを求めた瞬間にそれは白々しいものになっちゃうんですよね。
でも不思議と、愛は返ってくるんですよね。
その域に早く私もたたなくちゃ!!
な〜んて、焦らずにわいわいやっていきます(^-^)
Posted by くみちょう at 2008年11月16日 10:07