2008年05月07日
今日は何の日?大阪夏の陣
1615年5月7日 大阪夏の陣
これにより、豊臣家は滅び、徳川家の支配が確定いたしました。
有名な、そして人気も高い真田幸村が戦死したのもこの戦いです。

歴史をたどれば、以前の王朝がそのまま正当性を保持しているのは、
そして力を持ち続けているのは危険であることは言うまでもありません。
「天に二つの太陽は要らない」
徳川家の安泰のためには、豊臣家というもう一つの太陽は、消しておかなくてはいけません。
しかし、なんの難癖もないのに攻めるわけにも行きません。
そこで、そのきっかけとなったのが
「日本史上最大のいいがかり」
と言われております(一部誇張表現あり)次のような出来事です。
1611年、豊臣は秀吉の建てたお寺・方広寺に大仏殿を完成させますが、
ここに梵鐘を作ることになります。この梵鐘には、
「国家安康・君臣豊楽」
の文字が刻まれました。それを聞いた家康は、豊臣を攻める口実ができたと考えます。
「国家安康」は「家康」の文字を2つに切って徳川家を呪うものであり
「君臣豊楽」で豊臣家が再び君主になろうという意図を秘めたものだ、という訳です。
なんという言いがかり!!
こうした経緯のもとに行われた戦いは、
昨年の冬の陣の後の計略によって「外堀を埋める」ならぬ「内堀も埋める」ことができた徳川の大勝利となり、
長く続く江戸幕府の基礎を、より強固なものにすることができたわけです。
歴史を決める戦いの時には、正当性なんてどうとでもつくれるというものなんですよね。
そもそも、日本を統べるためには、征夷大将軍にならなくてはならず、
征夷大将軍になるためには、源氏の血筋でなくてはならず、
そのためには、どこかから自分が源氏の正統たる血族であることを証明する必要があったり。
まあそうした歴史の内容については、また後ほど触れるといたしますか。
しかし・・・こうした「歴史の裏側」を知ることで、はじめて歴史の面白さがわかると思うのですが、どうでしょうか。
「○○」さんという人が「△△」という政府をつくって、「××」という政策をしました。
なんて話をいくら聞いてもまったく面白くないですよね。
人間味にあふれるからこそ、歴史はおもしろい。
参考リンク 「大阪城天守閣」
http://www.osakacastle.net/index.html
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これにより、豊臣家は滅び、徳川家の支配が確定いたしました。
有名な、そして人気も高い真田幸村が戦死したのもこの戦いです。
歴史をたどれば、以前の王朝がそのまま正当性を保持しているのは、
そして力を持ち続けているのは危険であることは言うまでもありません。
「天に二つの太陽は要らない」
徳川家の安泰のためには、豊臣家というもう一つの太陽は、消しておかなくてはいけません。
しかし、なんの難癖もないのに攻めるわけにも行きません。
そこで、そのきっかけとなったのが
「日本史上最大のいいがかり」
と言われております(一部誇張表現あり)次のような出来事です。
1611年、豊臣は秀吉の建てたお寺・方広寺に大仏殿を完成させますが、
ここに梵鐘を作ることになります。この梵鐘には、
「国家安康・君臣豊楽」
の文字が刻まれました。それを聞いた家康は、豊臣を攻める口実ができたと考えます。
「国家安康」は「家康」の文字を2つに切って徳川家を呪うものであり
「君臣豊楽」で豊臣家が再び君主になろうという意図を秘めたものだ、という訳です。
なんという言いがかり!!
こうした経緯のもとに行われた戦いは、
昨年の冬の陣の後の計略によって「外堀を埋める」ならぬ「内堀も埋める」ことができた徳川の大勝利となり、
長く続く江戸幕府の基礎を、より強固なものにすることができたわけです。
歴史を決める戦いの時には、正当性なんてどうとでもつくれるというものなんですよね。
そもそも、日本を統べるためには、征夷大将軍にならなくてはならず、
征夷大将軍になるためには、源氏の血筋でなくてはならず、
そのためには、どこかから自分が源氏の正統たる血族であることを証明する必要があったり。
まあそうした歴史の内容については、また後ほど触れるといたしますか。
しかし・・・こうした「歴史の裏側」を知ることで、はじめて歴史の面白さがわかると思うのですが、どうでしょうか。
「○○」さんという人が「△△」という政府をつくって、「××」という政策をしました。
なんて話をいくら聞いてもまったく面白くないですよね。
人間味にあふれるからこそ、歴史はおもしろい。
参考リンク 「大阪城天守閣」
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Posted by くみちょう at 14:00│Comments(0)
│雑学