2008年07月20日
「今日の占い 月 正位置」

「本日の占いは正位置の月」
<カードを読み解く>
本日のあなたは、心の奥に隠れている不安が表に出てきやすいです。
ただしそれは、単なる不安ではなく、自分の中で解決したい問題の根本であり、
それを解決したいという自分の心の現われでもあります。
ですので、そうした不安が出てきたときに驚いたり、焦ったりするのではなくて、
落ち着いて、「そうか、これは自分が解決したい課題なのだ」と思うことで、
解決への一歩を踏み出すことができるでしょう。
不安を希望に変えることで、今日一日がすばらしい一日になります。
<参考> 「月 wikipedia」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88_%28%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%29
「月」の名前の示す通り、このカードには人面の月が描かれている。象徴的に月は、夜を呼び、闇を呼び、陰であり、マイナスであるが、夜は朝を呼び、闇は光を際立たせ、陰は陽でもあり(太極図参照)、マイナスはプラスを呼び寄せる。また、月は「女性」や「女神」の象徴として扱われ、様々な絵画の中に女性と共に登場し、陽への対立物として解釈が行われる。一見すると、描かれる月が人の顔を持っていることから母性的な側面を感じさせる。しかし、マルセイユ版に描かれる雫の形は下向きではなく上向きに描かれている。この「雫」はマナ等のような創造的エネルギーの象徴と解釈され、大地に降り注ぐ下向きではなく、月がエネルギーを吸い上げているように上向きに描かれていることから、この「月」が肯定的な「母性・女神」よりも「悪妻・魔女」といった否定的な存在であると解釈されることが多い。
カードの両脇には塔のような建物が見える。この建物は世界への入り口となる門を表しており、手前に位置する2匹の犬は文字通り番犬を表しているといえる。この犬は自己の内面における動物的本能を表し、門へ続く道を遮る姿は凶暴化した本能の象徴と解釈され、やがて今日の人間と犬の関係に見られるように事態が好転して行くであろう事を暗示している。
問題はザリガニである。ギリシャ神話などでは、カニがヘラクレスを川へと引きずり込もうとする等、甲殻類が悪役として扱われることがある。このザリガニはカードを見る者の側ではなく「門」の方を向いている。さらにマルセイユ版では水中に沈んだ状態であることから、2匹の犬とは違い、行く手を遮っている訳では無いことを暗示する。このザリガニは未だ試練を超える事の出来ていない状態を暗示し、「月」の負の力に挑む内面の葛藤を表している。故にウェイト版では、ザリガニは水面に姿を出し、地平線にはうっすら光が差し始め、月は敗北を認めたかのように俯(うつむ)き、雫を大地へと帰す。
<正位置の意味>
不安定、幻惑、現実逃避、親友の裏切り。
<逆位置の意味>
軽微なミス、過去が蒸し返される、徐々に好転。
Posted by くみちょう at 10:00│Comments(2)
│タロットカード
この記事へのコメント
色々と勉強になりました☆
Posted by K at 2008年11月21日 14:59
>Kさん
コメントありがとうございます。
参考になりましたらなによりです。
Kさんのサイト、拝見させていただきました。
こちらこそ、参考になります。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
参考になりましたらなによりです。
Kさんのサイト、拝見させていただきました。
こちらこそ、参考になります。ありがとうございます。
Posted by くみちょう at 2008年11月23日 00:58