2011年12月20日

料理が当たり前にできるのは親のおかげ

ある、家庭料理をつくってくれる人と仲良くなりまして。
で、お話をしていました。
お味噌汁の作り方だとか、その具材だとか、
煮物だとか、そういった感覚について。
「一汁一菜」じゃないですが、そうしたお話をしながら、
ふと「小松さんは朝ごはんどうなんですか?」と。

「私は、だいたいごはん、味噌汁、焼き魚ですかね。
または、納豆が定番ですかね」



と言ったら、「今時めずらしい」だそうで。
自分が珍しいなんんて思ったことなかったので、
びっくりしていろいろとお話をしました。


「それって、当たり前だと思ってるかもしれないけど、親への感謝ですよ。
今回、くみちょうさんがダイエットできたのだって、
そうしたこれまでの蓄積があったからこそ、
運動して痩せられる身体になっているわけで。
気が付かないでやっていることにこそ、大切なことが隠されています。」

って。

結構、びっくりしました。
自分たちの世代くらいなら、朝食と言えば、
「ごはん・味噌汁・焼き魚・納豆」
当たり前だと思っていました。

でも、それがどれだけありがたいことなのか
ということについては考えたこともなく過ごしてきました。

それを小さい頃から続けてきたからこそ、
大人になっても、太ってもすぐに痩せる身体になっている、
多少何があっても健康でいられるその根幹をつくっている、と。

そう言われたので、
早速、自分の母親に「ありがたいなー」と思い、
感謝を伝えるとともに、そのことを伝えましたら、

「えっ、それって当たり前だと思ってたんだけどね。
むしろ外食しないでいつもうちだったから、
悪いかなーくらい思っていたけど、そうなんだー」って。

逆にうちの母親も、
「おばあちゃんの手作り料理を
そのまましてるだけなんだけど。
一度も、花嫁修業みたいに教えてもらったこともないし。
考えてみたら、全部引き継いだものなんだねぇ」って。

なんだか、親子そろってしみじみそんな話をしちゃいました(笑)

別に、ごはんと味噌汁・焼き魚なんて
そんなに手間がかかる料理でもなんでもないと思うのですが、
そう思えるように育ててもらえたことに感謝しなくちゃなって。

改めて、親に育ててもらえたことに感謝しつつ、
さらにその親、つまりはおじいちゃん・おばあちゃんに感謝したいなって。
そんなことを思った、そんな冬のある日。


今夜は、まだ体調全快とはいかないのであれですが、
回復したら、またいつもの焼き魚定食にしようっと♪



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Posted by くみちょう at 18:00│Comments(0)まじめ
 
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