あらためて、そんなことを感じております。

なんのことか、というと、
「人が困っている時」の対応について。

「悩んだり、苦しんでいる時」に、

「ただ横にいて、見守っていてくれる」
そういう存在を求めている時もあれば、

「何かしら、ヒントになることを教えてもらいたい」
と思っている時もある。


それは、人によっても違うし、
同じ人でも、その時々で違ってくる。


でも、それに対応する方としては、
「どっちなの？」というのを見極めて、
相手が欲しがっている方でできればいいけれど、
なかなかそれって難しいよね。


「ヒントが欲しいのになんで何も言ってくれないの！？」
と怒られることもあるし、
「なんでいろいろ言ってくるわけ！？そんなの言われてもできないよ！！」
と怒られることもある。

これって、どっちも大切だし、必要なんですよね。

そんな時、一人の人間がその両方を対応しようとすると、
上記の通り、ものすごく難しいことになる。

だからこそ、夫婦で役割分担をしたりできるといいんですよね。

お母さんが、細かいところを言う役で、
お父さんが、何も言わずに付き添う役、

逆に、

お母さんが、何も言わずに抱きしめてくれる役で、
お父さんが、細かいところを言う役

そんなふうに役割分担ができていると、
子どもが頼ろうとしたときにも、どっちも対応できる。


それを一人で全部やろうとすると、無理が出てくるし、
「何を求めているのかわからないよ！！」ともなってしまう。

もちろん、片親のご家庭で、
役割分担もできずにがんばっている方もいらっしゃるし、
共働きで、長期出張などの関係でそれができない事情もあったりして、

「役割分担」と一言で言うのもむずかしいけれど、
でも、できれば自分ですべて抱えずに役割分担できるといいんだなって。
そんなことを感じました。


・・・というか、そう人に言っておきながら、
自分は同時にやろうとしちゃうところで、問題が起きたりするので（＾＾；）

どんなやり方が自分に向いているのか、
というのを最優先した上で、できれば、苦手なことは人にまかせる形が
いいんだよなと。


・・・一人で全部はむずかしい。





いろんな人とつながりあうことの意味は、
そんな助け合いが気軽にできるところにあるんだから・・・