2012年04月19日

誰かにとってよい友人でありたい

【素晴らしい上司も部下も要らない】
~よい友人が欲しいし、誰かにとってよい友人でありたい~

「銀河英雄伝説」にて
私の大好きな提督「ビュコック」が
死の間際に語る言葉

帝国軍の降伏勧告に対して――

カイザー・ラインハルト陛下、
ワシは貴方の才能と器量を高く評価しているつもりだ。
孫を持つなら、貴方のような人物を持ちたいものだ。
――だが、貴方の臣下にはなれん。
ヤン・ウェンリーも、貴方の友人にはなれるが、
やはり臣下にはなれん。他人事だが保証してもよいくらいさ。
なぜなら、偉そうに言わせてもらえば、
民主主義とは、「対等の友人をつくる思想」であって、
「主従をつくる思想」ではないからだ。
ワシはよい友人が欲しいし、
誰かにとってよい友人でありたいと思う。
だが、よい主君もよい臣下も持ちたいとは思わない。
だからこそ、貴方とワシは同じ旗をあおぐことはできなかったのだ。
ご厚意には感謝するが、いまさら貴方にこの老体は必要あるまい――」

~以上~

誰かにとってよい友人でありたい



調子のいい時だけ「対等の友人」であって、
都合が悪くなると「臣下」になって逃げる人はたくさんいる。
本当の意味で、「対等」になることができたら
政治も変わるし、世界も変わると思います。

誰かがやってくれる世界ではなく、
自分たちでやっていく世界なのだから。

まあそのためには自分がそうなっていないとね。



同じカテゴリー(まじめ)の記事画像
【反省と後悔は違う】
【時代に取り残される気持ち】
「義務先行の原理」
【恩師からの電話】
【託された想いに応える】
【宗教戦争が大嫌いな私】
同じカテゴリー(まじめ)の記事
 【反省と後悔は違う】 (2013-08-08 19:45)
 【時代に取り残される気持ち】 (2013-06-06 12:41)
 「義務先行の原理」 (2013-05-30 18:08)
 【恩師からの電話】 (2013-05-29 12:48)
 【託された想いに応える】 (2013-05-27 21:43)
 【宗教戦争が大嫌いな私】 (2013-05-22 12:37)

Posted by くみちょう at 10:00│Comments(0)まじめ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
誰かにとってよい友人でありたい
    コメント(0)