2012年09月04日

パブリックコメントを書いてみました

「パブリックコメントを書きました」
ぜひみなさんも難しくはないので
パブリックコメントを書いて 高崎市に意見をしましょう♪

「ひとりひとりが声を出すことが
これからのまちづくりには最も大切なことです」

パブリックコメントを書いてみました



「パブリックコメント 高崎都市集客施設基本計画(案)」
http://www.city.takasaki.gunma.jp/comment/toshishukyaku/kihon-plan.htm

~以下私の素案~

高崎市パブリックコメント意見提出様式
高崎市都市集客施設基本計画(案)に関する意見・提言

意見・提言の内容

【「箱ありき」ではなく 「人ありき」のまちづくり】

 高崎の未来をよりよいものにしたい。そのために高崎の独自性をもっと高めていきたい。という目的・理念に関しては、高崎に住む者として共通の思いがあります。ぜひとも活性化していきたいし、高崎という都市を全国に発信、そして全国からマネされるようなそんな都市にしていきたいと思っております。
 ただ、そのための「方法」として「施設建設」という方法がはたして適切であるのか、ということに関して疑問を感じておりますので、投げかけさせていただきたいと思います。

「高崎のブランド力」を高める という言葉がプランの中に見受けられますが、それは「施設」である「ハードウェア」よりも「その内容」となる「ソフトウェア」のほうが重要ではないでしょうか。これまでも多く、箱モノが建てられては失敗してきた事例があります。建設前は「多くの来場者が・・・」「多くの利用者が・・・」と言っていたものがなぜに利用されないのか。また、昨今の「商店街の空洞化」もそうですが「商店街活性化」についても、なぜ人が来ないのか。私は学生時代からそうしたまちづくり活動を実践し、そして自らも商売をして、失敗してきたことも踏まえて言えば、それはそもそも「魅力的な商品がない状態」で「いいことやってるんだから人が来て当然」というような「上から目線」の経営をしてしまっているからではないでしょうか。

 他地域のまちづくり等でも成功しているところは、またビジネスが成功しているお店、会社はすべからく「お客様目線」での活動をしております。そこは「立派な本社ビル」を建てることで「アピール」するのではなく、提供している商品・サービスのひとつひとつを工夫したり、気持ちを込めたりするからこそ「お客様」「利用者」が増えているのだということ。
 またそういったお店・会社・地域ほど「みんなでともにつくりあげる」ということをしております。静岡県の三島市の例でいけば「清流」で有名だったまちが、高度経済成長を経て「泥水が流れる汚泥の町」になっていました。しかし、それを変えたのはそこに住むみんなが協力し合い「川の掃除」をするところからはじまり、自分たちでキレイにしたという「自負」だからこそもっと大切にしたいという「想い」ができたからこそ、いま全国から人が集まるような、そんな観光地として復活を遂げております。
 そこにはじめから「巨額の設備投資」を入れて「きれいにしました」「立派な施設をつくりました」としたところで、魂の込められていない偶像ができていただけになります。
過去、多くの箱モノと呼ばれる施設が失敗してきた理由がそこにあるのであれば、なおのこと、まず高崎市としてやるべきことは「魂」をこめられるようなソフトウェアづくり、さらに言ってしまえばその根本をなす「人づくり」をすることが大前提ではないでしょうか。
 現状、この「高崎パブリックセンター」がそのための施設になるとはどうしても思えません。「どこかの誰かがいい施設をつくってくれたらしいよ」そんな言い方されるような施設が、魂がこもるとも思えませんし、ましてや人が集まる、大切にされる、地域の拠点となるとは思えません。
 
 あらためまして「本当にこの施設が必要であるのか」ということ 高崎に住むみなさんが「自分たちでつくりあげた」と思える「心のこもった」「大切にしたい」「みんなで盛り上げていきたい」と思える施設になるのか
 ということを再度ご検討いただき
 そうしたことをきちんとみんなで話し合えるように
 みんながそう思って協力して活動していける
 「土壌づくり」「人づくり」を進めていって
 いただけたらと そう思います

何か新しい動きをしよう つくりあげようという思いはすばらしいと思います。そのための一歩としての 意思表示も含めてのランドマークの設立 そうしたことをしようと思うこともまた気持ちとしてはよくわかるものです。

しかしそれで失敗した多くの先人たちの事例を前にして
いま自分たちがやっていくまちづくりとは

【「箱ありき」ではなく 「人ありき」のまちづくり】
だと思いますので ぜひそうしていっていただきたいと思います

高崎を 群馬を愛するものとして
ぜひともご検討いただけたらと思います

ご意見をこうして集めていただきありがとうございました
少しでも何かお役に立てたらと思います

小松愼二


~以上~

というのを素案にして もう少し推敲したものを
高崎市に提出したいと思います



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Posted by くみちょう at 10:00│Comments(2)まじめ
この記事へのコメント
言いたいことは、よくわかります(^^)
その通りだなって思う部分も多い。
ただ文章が長いかも・・・余計なお世話かもしれないけど(^^;
Posted by まり at 2012年09月04日 13:04
>まりさん
そう!それなんですよね!!
別に難しく書こうとか思ってはいないのですが
気がつくと難しめだったり 長目の文章になってしまうので
もう少しそのあたりを意識して
「誰でもが読んでわかる」
「短い文章ですぐ読める」
そんな文章にしていきたいと思います

コメントまさしくなところをありがとうございます♪
なにより、共感いただけたようでうれしいです☆
Posted by くみちょうくみちょう at 2012年09月05日 12:43
 
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