2013年01月25日

【ポジティブ一辺倒は危険!?】

【ポジティブ一辺倒は危険!?】
~ネガティブに考えることも大切~

私の周囲には比較的
「ポジティブ思考」の方が多いのではないかなと
そんなことを感じたときに
「あっ もしかすると私が足りないと思った観点が
みなさんにもお役に立つかも・・・」
と感じましたので
今回表題の【ポジティブ一辺倒は危険!?】
というメッセージをみなさまとも共有したいと思いました

何か感じるものがあったり
参考になればうれしいです♪

※ なおメルマガ送信者であります「しごと総研の藤田さん」に
転送の旨確認したところ「よろこんで」とのことでした

【ポジティブ一辺倒は危険!?】



~以下 転送内容~

しごと総研の藤田貴久です。

 今日は 『 ポジティブ・シンキング 』 について。

 人生で成功するには、
 「ネガティブ思考はよくない!」
 「ポジティブでいこう!」
 という自己啓発本はたくさんありますが、

 じゃあ、
 ポジティブな感情 "だけ" で過ごせばいいの?
 それは可能なの?

 というお話しです。

本を1冊紹介したいと思います。

『 ポジティブな人だけがうまくいく 3:1の法則 』
 著:バーバラ・フレドリクソン/日本実業出版社
 http://www.amazon.co.jp/dp/453404724X

いきなりタイトルから
『 ポジティブな人だけがうまくいく 』
とあって、
ポジティブ礼賛の自己啓発本かのようですが、
そうではありません。

著者のバーバラ・フレドリクソン博士は
ポジティブ心理学の世界で注目を集めている
気鋭の研究者。

丁寧で豊富な研究結果をもとに
解説は進んでいきます。

この本の帯には、

 ポジティブ心理学の提唱者 マーティン・セリグマン
 フロー理論のミハイ・チクセントミハイ
 EQ心の知能指数の著者 ダニエル・ゴールマン

など、心理学の世界的権威が
メッセージを寄せている、
注目の書籍です。
(日本ではそれほど売れていないようですが・・・)

この本の中では、
まず、

ネガティブな感情 と、
ポジティブな感情 が、

そもそもなぜ存在しているのか?
という話からスタートします。

ネガティブな感情がなぜ存在するのか
というのは、
古くから比較的わかりやすく説明されてきました。

端的に言えば、
『 生存、危険回避のため 』
です。

たとえば突然、
ライオンに襲われそうになったら・・・
「 怖い! やばい! 」
というネガティブな感情が強烈に起こります。

すると、瞬時に心拍数が上がり、
酸素の十分含まれた血液を
大きな筋肉に差し向けます。

副腎からはコルチゾールという
ストレスホルモンを放出し、
血液中のブドウ糖を増加させ
より多くのエネルギーを使えるようにします。

ネガティブな感情が
さまざまな身体的変化を瞬時に引き起こし、
『 とにかく逃げる! 』
という、特定の行動を促すのです。

しかし、それに比べると
ポジティブな感情が身体に及ぼす影響は
ごくごく軽いものです。

幸せな気分になって
じんわりと胸が温まる・・・

というような身体的変化は
生存競争に勝ち抜く!といった
派手な行動にはつながりそうにありませんよね!?


では、ポジティブな感情は
なんのために存在しているのか?

それは、
『 成長するため 』
なんです。

ポジティブな感情は
私たちの視野を広げ、思考の幅を広げ
未知のものに興味を持ったり
新しいアイデアを生み出すことに
つながります。

学習し、変化していく力は、

長い目で見ると
自然界で生き抜くために
人間にとって欠かせない
重要な能力の一つです。

ポジティブな感情は
その部分を支えるという大きな役割があります。

そして研究の結果
明らかになったのが、
ポジティブ:ネガティブ=3:1
という 『 感情の黄金比 』 です。

ポジティブな感情が
ネガティブな感情を3倍以上うわ回った時に
人は 『繁栄』 の方向に進みはじめるそうです。

また調査によると、約80%の人は、
ポジティブな感情が3倍を
下回っているそうです。

8割の人にとっては
とにかく 『ポジティブ』 でいよう!
というのは正解かもしれません。

まだまだポジティブな感情が
足りていないわけですから。

では、ネガティブをゼロにして
すべてポジティブな感情でいることは
可能なのでしょうか?

フレドリクソン博士は
そのためには人間的な部分を無視、
または拒否しなければならない

と述べています。

さらに、無理をすると、
精神に支障をきたす可能性もあるとのこと・・・。

もともと、ネガティブな感情も
人間の生存のために生まれた重要な感情。

無くすのではなく、
上手に付き合うのが大切なんですね。

ちなみに、この書籍には

ポジティブ、ネガティブ比率の診断テスト、
ポジティブな感情の増やし方、
ネガティブな感情の減らし方などが

具体的に紹介されていますので
興味のある方はぜひご一読ください。

~以上 転載終了~

いかがでしたか

私は自分の中で
【ネガティブな感情】があるからこそ
【ポジティブがより輝く】と感じている部分があります
うまく説明はできないでおりましたが
今回「そうかー」と納得することができました

みなさんはどう感じましたか?

長文最後までお読みいただきありがとうございます

そして藤田さん 素敵なメールありがとうございました


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Posted by くみちょう at 12:48│Comments(0)まじめ
 
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