2009年01月05日
学校で何を学ぶのか
学生時代・・・あなたはどんなことを考えて活動していたでしょうか。
または、どんなことを考えて活動していますか。
私は、「様々な活動や勉強を通して、自分の進む道を見つける」と考えていました。
って、難しそうなことを言っておりますが、
要は「やりたいことが決まってないから、もうちょっと先延ばしにしてね」ってことです(笑)
でも、そんなふうにとらえることができるようになったのは、
正直、私は大学も3年の後半になってから。
20歳を過ぎて、ようやくそうしたものが見えてきたのを、いまでも思い出します。
実際に、自分の専門以外の講義を多く受け、やれる活動をたくさんやり、
自分自身の経験と知識の幅を広げることで、多少なりとも見えてきたのは、やはり20歳を超えてから。
なんてことを、なぜに突然言い出したかというと・・・
こんなタイトル(内容)のエントリーを発見したからです。
「大学ってもっとすごいところだと思ってた。」
http://anond.hatelabo.jp/20090103125210
「なんかこう、毎日が発見に溢れていて大学じゃなきゃ知り得ないことがたくさんあって・・・
そんな素晴らしい世界だと思っていたのに・・・。」
そう、思い出しますが、私も大学に入った当初に「あれっ、こんなもん?」とか感じたものでした。
それは、学問上のことではなく「人間性の面」で、特にそう感じたものでした。
が、考えてみたら、それってちょっと違うんですよね。
「行けばおもしろいことを教えてくれる場所」という甘えた考えでいた場合には、
学校なんて行ったところでたいした学びは得られませんでした。
でも、「自分が何かを学び取ろう」という視点になった時には、
大学のすべてが面白いものになっていました。
それこそ、嫌いだったはずの教授からも、
「ああっ、こんな考え方もあるんだ」
「こんな取り組み方もできるんだ」ということが見えてきて、非常に勉強になったのを、いまでも思い出します。
そう、大切なのは「学ぶ」という視点であって、「教えてもらう」という視点ではなかったんですよね。
もちろん、この件は、大学というところでのお話ですが、
「学ぶ」視点と「教えてもらう」という視点、
受動と能動の違いについては、
どこかの時点で気が付けたらいいのではないかなと、そう感じております。
まあそう言っても、人それぞれの成長速度は違うものなので、
20歳前後でそうしたことに気が付く人もいれば、
10歳そこそこくらいでそうしたことに気がつける人もいるし、
30歳、40歳、むしろ定年を迎えてからそうした視点に気が付く人もいる。
さらに言えば、誰しもが「受動」から「能動」へと変化する必要性があるわけでもないし、
そうした余地を残してみていくことができることが、
先を行く人が持っていたい視点だなって、そう思っています。
「何を学ぶか」を、さらにもう一歩能動性を強めて、「何を学び取れるか」という視点でとらえる。
そして、そんな視点でみてもらえるような、そんな子供たちとともにいることができたら、
もっともっとよい教育状況になるのではないでしょうか。
そんなことを、つれづれなるままに考えていた、正月明けの日でした。
ああっ、うまくまとまっていないけども、
いまの自分の文章力と表現力ではこんなものかな。
もうちょっとわかりやすくまとめられるように、がんばらなきゃ!!
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よろしければクリックをお願いします。
または、どんなことを考えて活動していますか。
私は、「様々な活動や勉強を通して、自分の進む道を見つける」と考えていました。
って、難しそうなことを言っておりますが、
要は「やりたいことが決まってないから、もうちょっと先延ばしにしてね」ってことです(笑)
でも、そんなふうにとらえることができるようになったのは、
正直、私は大学も3年の後半になってから。
20歳を過ぎて、ようやくそうしたものが見えてきたのを、いまでも思い出します。
実際に、自分の専門以外の講義を多く受け、やれる活動をたくさんやり、
自分自身の経験と知識の幅を広げることで、多少なりとも見えてきたのは、やはり20歳を超えてから。
なんてことを、なぜに突然言い出したかというと・・・
こんなタイトル(内容)のエントリーを発見したからです。
「大学ってもっとすごいところだと思ってた。」
http://anond.hatelabo.jp/20090103125210
「なんかこう、毎日が発見に溢れていて大学じゃなきゃ知り得ないことがたくさんあって・・・
そんな素晴らしい世界だと思っていたのに・・・。」
そう、思い出しますが、私も大学に入った当初に「あれっ、こんなもん?」とか感じたものでした。
それは、学問上のことではなく「人間性の面」で、特にそう感じたものでした。
が、考えてみたら、それってちょっと違うんですよね。
「行けばおもしろいことを教えてくれる場所」という甘えた考えでいた場合には、
学校なんて行ったところでたいした学びは得られませんでした。
でも、「自分が何かを学び取ろう」という視点になった時には、
大学のすべてが面白いものになっていました。
それこそ、嫌いだったはずの教授からも、
「ああっ、こんな考え方もあるんだ」
「こんな取り組み方もできるんだ」ということが見えてきて、非常に勉強になったのを、いまでも思い出します。
そう、大切なのは「学ぶ」という視点であって、「教えてもらう」という視点ではなかったんですよね。
もちろん、この件は、大学というところでのお話ですが、
「学ぶ」視点と「教えてもらう」という視点、
受動と能動の違いについては、
どこかの時点で気が付けたらいいのではないかなと、そう感じております。
まあそう言っても、人それぞれの成長速度は違うものなので、
20歳前後でそうしたことに気が付く人もいれば、
10歳そこそこくらいでそうしたことに気がつける人もいるし、
30歳、40歳、むしろ定年を迎えてからそうした視点に気が付く人もいる。
さらに言えば、誰しもが「受動」から「能動」へと変化する必要性があるわけでもないし、
そうした余地を残してみていくことができることが、
先を行く人が持っていたい視点だなって、そう思っています。
「何を学ぶか」を、さらにもう一歩能動性を強めて、「何を学び取れるか」という視点でとらえる。
そして、そんな視点でみてもらえるような、そんな子供たちとともにいることができたら、
もっともっとよい教育状況になるのではないでしょうか。
そんなことを、つれづれなるままに考えていた、正月明けの日でした。
ああっ、うまくまとまっていないけども、
いまの自分の文章力と表現力ではこんなものかな。
もうちょっとわかりやすくまとめられるように、がんばらなきゃ!!
「楽しいことが人生だ!!」は にほんブログ村 に参加しています。
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Posted by くみちょう at 20:00│Comments(2)
│まじめ
この記事へのコメント
はじめまして。「カラオケ」というキーワードで検索したら貴ブログを見つけました。カラオケ好きの予備校講師です。
僕は学生生活が長かったです。大学院へ進学しました。今思い返してみると,僕が本気で勉強に取組み始めたのはドクターへ進学してからです。僕は数学者を目指していました。朝6時に目が覚めると,急いで身支度をし,朝7時に学校に到着。夜9時まで勉強して家に着いたら速攻寝る,という生活を送っていました。
結局学位取得が難しくて数学者はあきらめました。しかし大学院で僕の人生はじめて本気で勉強したので,現在の勉強への取組み方の基盤が形成された点においては有意義だったと思っています。
現在は数学講師をやっています。貧乏していますが,仕事が面白くて仕方がありません。僕は人生をちょっと遠回りしているのですが,今の仕事に就けたことを考えると,ぜんぜんほかの人には遅れをとっていないな,と勝手に納得しています(笑)。
というわけで僕の場合は能動的な勉強を始めたのは20歳代半ばくらいです。勉強で身を立てる人間にしては遅咲きですが,今の仕事が楽しいことを勘案すると,「オレの人生はこれでよい」と思っています。
また遊びに来ますね。
僕は学生生活が長かったです。大学院へ進学しました。今思い返してみると,僕が本気で勉強に取組み始めたのはドクターへ進学してからです。僕は数学者を目指していました。朝6時に目が覚めると,急いで身支度をし,朝7時に学校に到着。夜9時まで勉強して家に着いたら速攻寝る,という生活を送っていました。
結局学位取得が難しくて数学者はあきらめました。しかし大学院で僕の人生はじめて本気で勉強したので,現在の勉強への取組み方の基盤が形成された点においては有意義だったと思っています。
現在は数学講師をやっています。貧乏していますが,仕事が面白くて仕方がありません。僕は人生をちょっと遠回りしているのですが,今の仕事に就けたことを考えると,ぜんぜんほかの人には遅れをとっていないな,と勝手に納得しています(笑)。
というわけで僕の場合は能動的な勉強を始めたのは20歳代半ばくらいです。勉強で身を立てる人間にしては遅咲きですが,今の仕事が楽しいことを勘案すると,「オレの人生はこれでよい」と思っています。
また遊びに来ますね。
Posted by yumi at 2009年01月08日 16:36
>yumiさん
書き込みありがとうございます。
yumiさんの活動と、その考え方、すばらしいですね。
「人生に遠回りはない」と、私も思っております。
それは、他の人から見たら「遠回り」に見えることもかもしれませんが、
その人にとっては、必要な道だからです。
まさにyumiさんのおっしゃるとおり、
「他の人には遅れはとっていない」と思います。
人生がいいのか悪いのか、その判断は「自分」にある。
他人の目は、気にはなるけども、最終的な判断はそこ。
その意味で、yumiさん自身が「オレの人生はこれでよい」と
納得していらっしゃるということが、なによりも素敵なことだと、
そう感じております。
「カラオケ好き」なんですか?
私もカラオケ大好きですので、ぜひカラオケオフ会、
という形で直接お会いできたら、また一つ人生が楽しくなるなと思いました。
その時には、ぜひ呼びかけさせていただきますので、よろしくお願いいたします♪
ありがとうございます!!(^^)
書き込みありがとうございます。
yumiさんの活動と、その考え方、すばらしいですね。
「人生に遠回りはない」と、私も思っております。
それは、他の人から見たら「遠回り」に見えることもかもしれませんが、
その人にとっては、必要な道だからです。
まさにyumiさんのおっしゃるとおり、
「他の人には遅れはとっていない」と思います。
人生がいいのか悪いのか、その判断は「自分」にある。
他人の目は、気にはなるけども、最終的な判断はそこ。
その意味で、yumiさん自身が「オレの人生はこれでよい」と
納得していらっしゃるということが、なによりも素敵なことだと、
そう感じております。
「カラオケ好き」なんですか?
私もカラオケ大好きですので、ぜひカラオケオフ会、
という形で直接お会いできたら、また一つ人生が楽しくなるなと思いました。
その時には、ぜひ呼びかけさせていただきますので、よろしくお願いいたします♪
ありがとうございます!!(^^)
Posted by くみちょう at 2009年01月09日 02:14