2008年02月14日
いったい何度まで下がるの?

最近、寒い日が続いております。
二週連続で日曜日に雪が降り、寒さも全開。
凍りついた路面で転んだりなど、事故や怪我にも気をつけなくてはいけませんね。
さて、そんな寒い寒い時期ですが、
むしろ「寒さを楽しんでしまおう」という町があります。
日本で一番寒い町。北海道陸別町。
http://www3.ocn.ne.jp/~shibare/
こちらでは、2月2日(土)・3日(日)の両日にわたり、
第27回しばれフェスティバルが開催されました。
<概要>
陸別の厳しい寒さに果敢にチャレンジしていただきます。宿泊は当祭り自慢のスタッフ特製『バルーンマンション』。もちろんストーブなんてありません。チャレンジャーに許される唯一の暖、その名も『命の火』。フェスティバル会場のシンボルでもある巨大ファイヤーストームで身体を温めていただきます。死なない程度に大自然のパワーを満喫していただきます。
ということなんだそうですが・・・
バルーンマンションという、氷でできた家の中で一夜を明かすというチャレンジ企画。
もう見てるだけで寒気が・・・

バルーンマンション
http://www3.ocn.ne.jp/~shibare/balloonmansion.htm
夜、普通に氷点下20度以下という。わけのわからないこの寒さ。
なんだかもうわけがわかりません。
氷点下5度とかならなんとなくわかっても、氷点下20度って・・・
ちなみに家庭用の冷蔵庫・冷凍庫の温度がそれぞれ、
冷蔵庫:1~5度 冷凍庫:マイナス18度~マイナス22度
ということで、常に冷凍庫状態。
死ぬって・・・
ちなみに、日本で最も寒かった日、は1902年1月25日に北海道旭川市で記録された-41.0°Cだそうで・・・
世界では、1983年7月21日に南極のボストーク基地にて、-89.2°C (-128.6°F)

うーん・・・想像を超えすぎてわけがわかりません。
そんな寒さを通り越してどんどんと冷たくしていくと、いったい何度まで温度って下がるものなのでしょうか。
というわけで、私がやっておりますイベント、「あそびの市場」の低温実験ショーを見てみましょう。
こちらで使っているのは・・・「液体窒素」
これでだいたいマイナス196度。・・・まったくもってピンときません。
宇宙の温度でいくと、土星のわっかの温度ということで・・・

しかし、世の中、もっともっと温度は下がります。
究極的に温度が下がった状態を「絶対零度」と言いますが、それはいったい何度で、どんな状態なのでしょうか。
「状態変化」:「固体⇔液体⇔気体」この三つの状態を変化することを言うわけですが、
基本的に温度があがるたびに体積は多くなります。逆に温度が下がれば体積は減る。
その量の変化をチェックしてみると、温度は一度変化するごとに、体積は0度の時と比べて273分の1づつ増えたり減ったりすることがわかっています。
となると・・・・
-273度になったとき、体積が0になる。という、なんだかわけがわからない状態になるわけです。
理論的に、どんな気体もー273度(性格には。マイナス273.16度)になると停止します。
これが温度の限界です。
簡単に言うと、どんなものも凍って動かなくなる温度、
それがマイナス273度ということですね。
しかし・・・マイナス273度か・・・うーん・・・
どこをどう見ても、やはりピンとこない温度ですね。
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Posted by くみちょう at 18:00│Comments(0)
│雑学