2010年02月05日

他人の評価を言い訳にして逃げる

私は、小学生時代。漢字テスト85点が悔しくて、
人目をはばからずに悔しくて泣いたことがあります。

他人の評価を言い訳にして逃げる



その漢字テストは、毎週恒例のテストで、
私はそれまですべて満点でした。
「漢字が好き」だった私は、
覚えるのが楽しくて、とにかく楽しんでやってきました。

それは、11回目のテストの時でした。
今回もばっちり覚えてきた私は、
「さあこい!!!」という気持ちでいましたが、
テストをみて愕然としました。
「自分がまったく知らない問題がある・・・・」
そう、問題の範囲を間違えていたのです。
結局、知らない漢字は答えようもなく、
一問5点のそのテストにおいて、最後の3問書くことができませんでした。

もう、問題を解いている時から悔しくて悔しくて・・・
その時、すでに泣きそうでしたが、なんとかこらえていました。

問題を解き終わり、答えあわせをして、みんなの点を確認する時になりました。
「では、ここで満点の人を発表します。
・・・ってあれ、これまで満点続きだったのに、今回はダメだったんだね」
そう先生が言った瞬間、私はこらえきれなくなり、泣いてしまいました。

その時、クラスのみんなが私に言った言葉、
「ばかじゃねぇの。なんで85点で泣くんだよ。あほか。」
「なんだ、自慢か。おれなんて40点だよ。」
「自慢したいだけなんじゃないの。」


自分が悔やんでいるのは、そういうことじゃないのに・・・
悔しいのと、バカにされたのと、合わせてどうでもよくなり、
その後、まったくやる気をなくしたのでした。


「自分の評価は自分で決める」
それができていたら、そんなまわりの言葉なんて気にしなくて済んだのに。


素直に、自分のことを考えるのならいいけども、
ついつい、まわりの視点や評価を気にして、
いや、それを「言い訳にして」逃げてしまっていないか。

気がつくと、そうして他人のせいにして、
自分が傷ついたフリをして楽なほうへと逃げていく。

そんな自分の弱さをあらわした過去の事例ではないかと。
そんな自分の弱さから逃げるのではなく、
認めたうえで次へと進んでいくことが、大切だな
と、そう思っております。

過去をよかったと思うのではなく、
過去を生かして未来を変えていく。

そのために、これまでの経験があるんだと、
そんなことを感じています。



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Posted by くみちょう at 20:00│Comments(0)まじめ
 
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