最近、つくづく感じることがあります。それは、

「恩は、着せるものではなく、感じるもの」

だということ。

「私がお世話になったな」と思う方の共通点。
いまでも、「本当に、出会えてよかった」と思う皆さん。

それは「すばらしいご恩があるのに、それが一切負担にならない」こと。

どこまでも低姿勢であり、
むしろこちらがかしこまりたくなります。

それでこそ、「恩師」なのではないでしょうか。





私は、たくさんの皆さんからのご恩で生きております。

しかしながら、それを「お前を育てたのは私たちだ」ということで、
「その恩は返しなさい」ということを求めてくる人たちがいます。

・・・違和感を感じるんですよね。

たしかに恩はあるし、それに対して私も何かできることはないかとは思います。
が、それを相手方から求めてくるのを見たときに、

「あれれ？」と。

世の中、「ギブアンドテイク」「助け助けられ」「win　to　win」
などと言われておりますが、それを言葉尻だけのものとしてとらえて、
「見返り」を要求しているようではどうなのかな、と。

私自身、まだまだそのことにとらわれ、
見返りを求めてしまうことを反省する日々ですが・・・

「見返りを求める関係性」という意味ではなく、
「この人を応援したい」と心から感じてもらえるような、
そんな関係性を築いていきたいなと、そう思います。

「実るほど　頭を垂れる　稲穂かな」

自分が成長したならば、より一層謙虚に生きる姿勢が
大切になること、それを肝に銘じておきたいと、そう思います。


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