2011年09月04日

今日は何の日 「櫛の日」

今日も元気に「雑学知識」を身につけましょ♪

ということで、「今日は何の日」のコーナーです。
本日は、9月4日
ごろ合わせでいけば「くし」・・・
ということで、その通り「9月4日」は「櫛」の日です。

今日は何の日 「櫛の日」



※このイラストは「M/Y/D/S イラスト素材百科」よりお借りしています。イラストの転載はできません。

櫛の歴史は古く、現代のヘアピンに近い単純なつくりのものを含めると
さらにその時代をさかのぼることになる。
歯をそなえた櫛としては古代エジプトですでに広く使用されていたと考えられており、
日本においても縄文時代早期(約7000年前)のものとみられる
木製櫛が佐賀市東名遺跡から出土している。

日本語で櫛は同音の串と同じく、
「霊妙なこと、不思議なこと」という意味の
「奇(く)し」「霊(くし)び」が語源となっている。
このため呪術的な意味付けが見られ(後述)、
他方では女性が髪を梳くことから女性格の象徴的な物品としても扱われる。

語の読みからは「苦死」に通じるため、
道に落ちている櫛を拾うことは「苦と死を拾う」ことにつながり、
縁起が悪いことと忌み嫌われる。
どうしても拾わなくてはならないときは足で踏んでから拾う。
贈り物にするときは忌み言葉として「かんざし」と呼ぶ。
そのほか「94」を「くし」と読む語呂合わせから、櫛を大切に扱い、
人々の美容への認識を高めてもらおうと
日本の全国美容週間実行委員会が9月4日を「くしの日」と定めた。

<元ネタ>
「櫛 wikipedia」

どちらかというと、呪術的な意味合いでの「櫛」の存在について、
歴史や文化好きな血がさわいだところですが。
そして、「くし」が「苦死」につながるからと忌み言葉として「かんざし」というとか、
日本人の文化性とかが出ていて、好きですね。

個人的には「櫛」というと「髪をとかすためのもの」で
「かんざし」というと「髪を飾るもの」というイメージでした。
こういう機会に、きちんとした意味だとか、言葉の違いを
確認しておけるといいですよね。

ということで、「今日は何の日 櫛の日」でした。



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Posted by くみちょう at 15:00│Comments(0)雑学
 
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