以前、非常勤で行っていた学校で何度も言われた言葉、

「先生はなんで笑顔なの？」

この言葉、私は衝撃でした。

「だって、笑顔でいるほうが楽しいでしょ？
みんなは笑顔の人と、笑顔でない人のどっちといっしょにいたい？」

そう投げかけたときの子供たちの反応。

「だって、【大人の世界は厳しい】って、うちの親は言っているもの。
大人は厳しい顔をしてるものだって。
なのになんで先生は大人なのに笑顔でいられるの？」





ここ最近、県内各地の「子育て」含め、
様々なジャンルで活躍なさっている皆様とお会いしていて、
その多くは「笑顔」です。

たしかに、いまの世の中、不況でタイヘンです。
子育ても、言葉で簡単に言えるものではありません。

だからといって、親が「タイヘンだータイヘンだー」と言って、
ツライ顔ばかりをしていたら、子供はそれを見ています。
「耐えることが大人の世界」
「ツライことが大人の世界」
そんな風に伝えて、はたして大人になりたいと子供たちは思うでしょうか。

つらくても、笑顔。
自分は耐えていても、笑顔。

であるからこそ、まわりに人が寄ってきて、助けてくれる。
それがまた、多くの笑顔を生むことになる。

うまくいっている人たちとのお話の中で、
そしてお会いさせていただいてきた中で、
それが共通点だなと、そう感じました。

「大人の背中で子供は育つ」

自分たちが自信をもって、笑顔で楽しんでいる姿を、
子供たちに見せて生きたいと、そう思っています


・・・もちろん、悩むなとか、悲しむなとか言うわけではありませんけどね。
時にはそうした時も必要です。
でも、気分転換ができたら、また笑顔に戻りたいとそう思います。


私は、そんな意味でもできる限り笑顔でいたい。

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